Xperia Z4 tablet の白ROMを落札しました。
au が発売したSOT31です。
去年夏発売前にソニービルに見に行ったとき、軽いって言ってしまったくらい軽く、Z2 tablet SOT21を所有しているのと、10万近い価格におののき、心の奥に所有欲を潜めていました。
が、au版が結構安い値段で出ているではありませんか。ポチってしまいました。
開封してみます。アダプタなどは付属しないので、小箱には冊子のみ入っていました。
ほとんど、タブレットだけのための箱ですね。
au版は、2015年7月18日発売でした。もう半年経つのですねってことで早速ドコモ系SIMを使うために、SIMロック解除してSIMフリーにしてきました。
→ http://s.webry.info/sp/novel-99.at.webry.info/201602/article_12.html
さてレビューですが、比較対象になるのは、所有していた Z2 tablet。
まず大きさから、Z4 tablet の方は、 約254 × 167 × 6.1 mm 。Z2 tablet の方は、約266× 172 × 6.4 mm。一回り小さくなっています。ベゼルが小さくなったのが一目でわかります。
次に重さ。これが決め手です。Z4 tabletの方は、393g。Z2 tabletの方は、 439g。
約50グラムも軽くなっているんです。Z2 tabletも軽い部類だったのにさらに軽くなって、400gの壁を越えてくるなんて。
より家での利用が楽になりますし、持ち出しもしやすくなりますね。
Xperia Z3 tablet compact(こちらは272gっっ) をメインで持ち歩いていますが、ちょっとどちらを持ち出すか迷いが出てしまう軽さ。
次に電池容量、これはどちらも6,000mAh。軽くなって、かつ小さくなっているというのに容量は変わらないことってすごいですよね。基盤ほとんどないってくらい小さいと思います。
あと今回から、スマホのZ4からも採用されているキャップレス防水のmicroUSB コネクタが採用されました。
Z2 tablet ではマグネット端子が使いやすかったですが、廃止されました。
背面はどちらもマットな仕様ですが、Z4 tablet の方が指紋が目立たなくなりました。
背面にあるカメラは少し外側になり、NFCも外側になりました。
SIMスロットが少し進化しました。前は挿入する時に不安になる形状でしたが、Z4 tabletのそれは、SIMをトレイにカチッとはめることができます。小さなノッチ(外れ止め)があるようです。これで、SIM差し替え時に不安が軽減します。
まだまだ進化しているポイントがあります。画面解像度が大きくなりました。
1,200×1,920(WUXGA)から 1,600×2,560(WQXGA)に進化しています。
しかし、そのためか電池の消費量が少し上がっているように感じました。CPUも810を搭載しているためかもしれません。
明るさの自動調整や、スリープまでの時間を調整、スタミナモードを有効にするなどして電池のもちを良くする工夫が必要だと感じます。
体感ですが、Z2 tabletより1.5倍のスピードで電池を消費している感じです。半日持ち出す時は少し不安かな。
CPU には Qualcomm Snapdragon 810 を搭載していて、処理能力は非常高いと言われています。
あと、このCPUは熱を帯びることで有名ですが、スマホと比べると廃熱がしやすいタブレットということで、熱をあまり感じませんでした。手にもっていても熱い部分から離れた所に手がいくからだと思います。同じCPUを採用しているXperia Z5 compact を所有しておりますが、スマホと比べると相性は良いと感じました。
事前の噂の通り、バルセロナで開催中のモバイル関連見本市 MWC 2016 では、タブレットの後継機は発表されませんでした。
毎年、夏に発売していたタブレットですが、Z4 tabletで完成形を見いだしたんだと思います。