Android かな入力視点 MS Bluetooth Universal Mobile キーボード レビュー

Android かな入力視点 MS Bluetooth Universal Mobile キーボード レビュー

2021-12-01
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マイクロソフトのキーボードを購入しました。
Microsoft Bluetooth Universal Mobile Keyboard です。

Universal Mobile Keyboard P2Z-00051 キーボード

今まで、エレコム bluetooth キーボード TK-FBP069BK を利用していました。軽くスタンドもあるのですが、スタンドのせいで少し分厚いのが気になっていました。

◎こちらの製品は、平らなのでスマートです。

蓋がスタンドになっているのですが、Xperia Z3 tablet compact は溝よりも薄すぎて起立できませんでした。
Xperia Z2 tabletは起立しますがも少し心許ない感じでした。
また、このスタンド用のカバーだけで約160gもあるのと、タブレットのスリーブケースがスタンドになるタイプなので、自分はキーボードのみを持ち歩く予定です。

本体側重量が約220gなので軽いです。
なによりフラットなのがうれしい。サイズは約24cm×約11cmです。
カバーがないとチルトしない完全なフラットになります。
カバーがあり、磁石合体していると、数ミリ だけチルトします。

◎スタンド用カバーは、キーボード本題側に被せて閉じると自動電源オフになる機能がありますが、右側面に機械スイッチがあるので、1秒押しすれば電源をオンオフできます。メカニカルスイッチだったらより良かったのですが、6ヶ月も持つロングバッテリーのため、付けっぱなしでもなんとななりそう。

電源が少なくなると、赤LEDが点灯してくれるのと、充電端子がmicroUSBのため汎用性があり、安心です。
(エレコムのキーボードはメカニカルスイッチで電源で、単4電池だった)

◎さて、キーボードの打感なのですが、エレコムのよりストロークは浅めで、ピッチは約17mmなのですが、特別打ちにくいとは感じませんでした。
ただし、キーボード五段行の内、一番上のキーが狭く、キーピッチを詰めているせいで、右上のキーを押し間違えることがありました。
(かな入力のため、この段もよく利用するのですよ)
ただ慣れのような気がします。

あと、ファンクションキーが省かれているせいで、全角半角キーもありません。切り替えは、IMEに依存しておりまして、ATOKだと、Alt+スペースです。(ほかのについては、検索すればでてきます。)
癖でAlt+Tab を押してアプリ切り替えになることが度々。うむ、慣れです。

一番上部のマルチメディアキーの段(音量や再生ボタン、ミュートボタンなど)はいらないので、ファンクションキー行段を搭載してほしい( ̄▽ ̄)

◎ペアリングですが、電源ボタンを3秒間長押しすると、LEDが点滅するので、ペアリングできます。
右上にあります。スイッチは、ペアリング組の変更にも利用できまして、Windows、Android、iOSのスイッチになっています。

自分はAndroid機を2台ペアリングしたいので、WindowsスイッチとAndroidスイッチを利用しています。
この2つ何が違うというと、特殊キーのキーバインドが変わります。
左下にある家マークのキーが、Windowsキーになります。
Androidとのペアリング時にどうなるかというと検索キーになっていました。ただし、Androidキーのキーレイアウトを別のものにして、Windowsキーをホームボタンにすることもできますので、自分はそうしています。
Androidスイッチの時は、そのようなキーレイアウトいじらずにホームキーになります。解決解決。

◎主にAndroid機2台を2つのスイッチで使い分ける観点でまとめますと・・・・

▼「Esc」左上角
Windowsスイッチ・・・Escキー(Androidの場合でもbackキーとして機能)
Androidスイッチ・・・Backキー

▼「家のマークキー」左下角から2個右
Windowsスイッチ・・・Windows スタートキー(Androidの場合は検索キーとして機能)
※キーレイアウト調整すればホームにも可能
Androidスイッチ・・・ホームキーとして機能

▼「(Cmd)キー」左下スペースの2個左
Windowsスイッチ・・・Ctrl
Androidスイッチ・・・Ctrl
※左下角にもCtrlキーがあるので、お好みで利用可能

底段のキー配列は以下の通り

▼「虫眼鏡マークキー」マルチメディア段の右端
Windowsスイッチ・・・Androidの場合はホームキーとして機能
Androidスイッチ・・・Google検索が起動

▼「ロックキー」マルチメディア段の左端
Windowsスイッチ・・・Androidの場合はホームキーとして機能?※「り」が入力されホームに戻る挙動
Androidスイッチ・・・ロック画面が起動

▼「その他マルチメディアのキー」
Windowsスイッチ・・・Androidの場合は音量上下だけ機能する
Androidスイッチ・・・音量上下は機能、再生ボタンで音楽が再生される。スキップ、戻しボタンも機能する。

ほか、このキーボードには、主に左側に灰色の印字があるのですが、これは素のAndroidやiOSだと、英語キーレイアウトになってしまうので、それ用の印字があります。
でもキーレイアウトいじるソフトで、日本語キー配列にしてあげれば、ふつうの印字のまま英字記号を入力できます。

次、印字されていない、分かりづらいキーについて
▽Del・・・「Fn」+「Del」
▽Back Space・・・・「Del」
※右角のキーには、backを示すだろう記号とDelが印字されているので、表記通りといえる。
※Windowsスイッチ時Androidの場合も問題なく機能する。

▽Home/End/Page Up/Page Down・・・「Fn」+「矢印」キー
※矢印マークしか印字されていない
※Windowsスイッチ時Androidの場合も問題なく機能する。

▽ファンクションキー・・・「Fn」+「数字」キー
※Androidでは利用が少ないと思うが、カタカナ変換や半角カタカナ変換としてATOKでは機能する。
ATOKかな入力視点・・・Fn6で全角平仮名、Fn7で全角カタカナ、Fn8で半角カタカナ
ATOKローマ字入力視点・・・Fn6で全角平仮名、Fn7で全角カタカナ、Fn8で半角カタカナ 、Fn9で全角英字、Fn10で半角英字

個人的に、WindowsのATOKのように、かな入力かファンクションキーを使って英字変換して入力したいが、IMEモードを抜ける以外手段がないのが残念(。´・ω・)フムー

◎次、かな入力(かな打ち? キーボードに書かれている「ひらがな」のキーを押下して日本語を入力する)の観点で、さらに掘り下げていきます。

このマイクロソフトのキーボードでも同様の方法で、問題なくかな入力できています。
ただし前述の通り全角半角キーがないため、IME起動には Alt+Space を押す必要があります。

Universal Mobile Keyboard P2Z-00051 キーボード