thinkpad tablet 2 bluetooth レビュー Z4 tabletとの相性(レノボ製 thinkpad tablet 2 bluetooth keyboard (型式 0B47358)レビュー)

thinkpad tablet 2 bluetooth レビュー Z4 tabletとの相性(レノボ製 thinkpad tablet 2 bluetooth keyboard (型式 0B47358)レビュー)

2021-12-01
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先日、エレコムキーボード TK-FBP069BK をレビュー( http://s.webry.info/sp/novel-99.at.webry.info/201603/article_1.html )したと思ったら、またキーボードを買ってやがるって思われるでしょうが、本体は消耗品、キーボードは一生ものなのであります。
常に良いキーボードを探すのは人間の性なのであります。
ってことで、入手しました 「スタンド&トラックポイント付き 日本語JIS型式 Bluetooth キーボード thinkpad tablet 2 bluetooth keyboard (型式 0B47358)」長いっ。

特徴として、
・Bluetoothでワイヤレス
・光学式トラックポイント(通称 乳首)を搭載
・スタンドがついているため、大抵のタブレットが立て掛けられる
・かな入力も安心!!日本語JISかな配列、変態配列でもない!!(しかし惜しいところあり)
・マルチペアリングである
・充電池式で、スマホと充電環境を共有できる

まずは外形。
大きさは、 262.6(幅)×164.6(奥行き)×9.5ミリ(厚さ)で、重さは353g。
若干重いが、他の利点を考慮すると、問題ない重さである。
10インチタブレットとだいたい同じ大きさなので、純正のようになじむ。
↓Xperia Z4 tablet だとこんな感じ。縦置きも可能。純正品みたい。

↓ASUS Zenpad S 8.0 だとこんな感じ。かな入力について欠点あり(後述)

1.Bluetoothでワイヤレス
ThinkPad Tablet 2 の純正品として発売されたのは二年前。
一般的なBluetoothキーボードのため、Windowsを含めAndroidでワイヤレス利用が可能である。
ペアリングは一般的なキーボードと同様にできる。
キーボードに何も印字がないので分かりづらいですが、ペアリング開始は、ファンクションキーFn + Delete キーです。
左上のLEDが点滅します。
電源のつけ方は、左上のスライドスイッチを右に。切るときは、右にしたまま3秒ほど維持すればO.K.です。

2.光学式トラックポイントを搭載
ThinkPadといえば、これ、トラックパッドとよりも、キーボードとの親和性が高いトラックポイントを搭載しています。
通称 乳首ですね。(通じないかな・・通じるよね)

ただし、光学式です。少しくせがありますね。
指をスライドさせるようにするとカーソルが動きます。
Androidでも問題なく利用できました。キーボードをペアリングすると同時に利用できます。
残念ながら BKB50接続時の クイックアプリランチャーは使えません。
(色々と起動方法を探ってみたのですが、やはりBKB50の接続を監視しているようです。BKB50 がJISかな配列だったら神だったのに・・・恨みます)

3.スタンドがついているため、大抵のタブレットが立て掛けられる
キーボード丈夫に折りたたみ式の背もたれがついており、それを展開すると、タブレットやスマホを立て掛けられる。
Xperia Z4 tablet は厚さが6.1mm で極薄だけど大丈夫。
ASUS Zenpad S 8.0 は厚さが7.5mm だけど大丈夫。

たぶん1センチまで可能だと思われる(垂直になってしまうかもしれないが・・・)
スタンドは、手前にタブレットを引っかけて背もたれにもたれ掛かるような機構のため、傾斜は一通りのみ。
タブレットの厚さによって傾斜が変わるが、若干傾斜がきつい印象。

4.かな入力も安心!!日本語JISかな配列、変態配列でもない
絶滅危惧種 かな入力ですが、JISかな配列のため安心です。
また、「ろ」「め」「む」「ー」も若干窮屈ですが、正規の位置に納まっています。

十時矢印キーも備えており、その脇にはページアップ PageUp キーとページダウン PageDown キーも備えてます。
右上には、ホーム home キー やエンド end キーも備えており、文書編集しやすくなっています。
Alt キー、Ctrlキー、 Shiftキーも左右両方に備わっています。
deleteキーもbackspaceキーと独立して存在しています。
もう完璧な配列なキーボードと思っていたら・・・
しかし、ファンクションキーが 左下の Fn キーを押さないと機能しないことと、
Fnキーがコントロール control キーの位置にあり、恐ろしく誤打しやすい所が非常に残念です。

一番上段は、ノーマルだとマルチメディアキーとして機能します。(普通にファンクションキーでいいのに・・・)
Androidだと ボリュームアップ&ダウンと輝度アップ&ダウン利用可能。
エスケープ Esc キーは、Androidでは、バックキーとして利用可能、
このキーに印字されているファンクションロック FnLk ですが、マルチメディアキーを永続的にファンクションキーとして機能させるためのキーなのですが、ハードウェア仕様ではなく、ソフトウェア仕様のためAndroidでは機能しません。 惜しい。
Alt + Tab キーでタスク切り替えが可能です。

5.マルチペアリングである
マニュアルダウンロード( https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/pd025883 の安全性及び一般情報ガイド(4.2 MB)がそれ)するまで気付かなかったんですが、三台までペアリングできるマルチペアリング可能です。
三台以上ペアリングすると最初にペアリングしたものから削除されていく模様です。
ペアリング開始は、ファンクションキーFn + Delete キーです。ありがたいです。

6.充電式で、スマホと充電環境を共有できる
電源スライドスイッチの横脇に、micro USBが備わっており、スマホ同様そこから充電が可能になっております。
4ヶ月程度利用できるらしいのですが、万が一充電が切れても、スマホの充電器やモバイルバッテリーが利用できるので安心です。一応切れそうになったら、LEDがオレンジ色になって知らせてくれるそうです。

7.ASUS ZenPad S 8.0 との かな入力視点での相性
マルチペアリングだし、Z4 tablet と ASUS ZenPad S 8.0 を併用しながら利用できるかなと思ったら、
ASUS ZenPad S 8.0 には、かな入力に必須であるキーレイアウトの変更(設定>言語と入力 >物理キーボード>キーボードレイアウト)ができないカスタマイズが施されていた。
残念。ローマ字入力なら可能。

8.操作と仕様まとめ (マニュアルなどから拾い集め)
●マルチペアリングの仕様
ペアリング可能な機器は3台までで、3台を越えた場合、最初に接続したものから削除されていく

●LEDのステータス
充電中:3秒間隔で緑色点滅 ※完了すると消灯
ペアリングモード:緑色が点滅
接続を確立:緑色5回素早く点滅
電池残量が少ない:オレンジ色点滅(3回)
電源オフ:緑色がふんわり消える
電源オン:緑色がふんわり点灯する

●キーボードの電源オンとオフ
オン:電源スイッチを右にスライド
オフ:電源スイッチを3秒間ほど右にスライド維持

● ペアリングモードの開始
Fnキー + deleteキー

● キーボードのリセット
工場出荷時の状態にする方法
キーボードの電源を切った後、電源スイッチにを右にスライド維持したまま、Esc+Deleteを押す
LEDがオレンジ色と緑色が交互に点滅してから消えると工場出荷時の状態になる(らしい)

以上、すばらしいキーボードであることは間違いないのだが、若干惜しい所もあり、
自分としては、持ち歩くバッグによって、エレコムキーボード TK-FBP069BK と使い分ける予定。