ドコモの回線が6月に2年更新を迎えるため、魅力的なプランもないしということで、解約することに。
そこでもともと持っていたIIJmioの回線をファミリーシェアプランに変更することにした。
IIJmioをはじめ格安SIMには、音声SIM、SMS付きデータSIM、データ専用SIMが存在する、今回タブレットであるXperia Z4 tablet 用にデータ専用SIMを利用することにした。
データ専用SIMでトラブルになるのが、セルスタンバイ問題。
スマホには、通信網を利用するための仕組みとして音声通話部回路とデータ通信部回路それぞれに対応するキャリアの電波を受信するための機構が備わっている。
しかし、データ専用SIMの場合、音声通話の受信待ち受け(セルスタンバイ)が機能できないため、そのセルスタンバイのプロセスが音声回線の基地局を連続的に検索し続け、異常に電池を消耗してしまう場合がある(セルスタンバイ問題)。
今回のXperia Z4 tablet は、国際版SIMフリーのグローバルROMのtftを焼いているので、ダイアルが存在する。
ソフトウェア的にセルスタンバイのプロセスは存在するので、今回データ専用SIMで、どのような挙動を示すか、Wi-Fiをオフにして三日間ほど放置してみました。
初日の朝にいくつか作業をしているので、急激に下降しているが、それ以降の下降線は比較的なだらかでした。
目測ですが、3~4%/1日といったところでしょうか。
セルスタンバイのプロセスが一番電池を消耗しているが、詳細を覗いてみると、圏外時間が100%なのは、データ専用SIMを利用しているので当然の結果です。
セル無線通信有効が約2時間で、1時間の間に数分音声回線基地局を検索しているようでした。
セルスタンバイ問題は発生しているものの許容できるバッテリー消費だと思います。
セルスタンバイ問題が顕著な場合は、機内モードをON/OFFしようかなと思っていましたが、特に対策しなくても大丈夫のようです。