Xperia 10 Dual I4193 背面デュアルカメラのボケの使い勝手の悪さ 実にソニーらしい

Xperia 10 Dual I4193 背面デュアルカメラのボケの使い勝手の悪さ 実にソニーらしい

2021-12-15
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Xperia 1 が発表されまして、発売されている Xperia 10 を試してみることにしました。海外通販王手のExpansysを利用して、メモリ4GB でdual SIMのI4193 のアジアモデルを入手しました。

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まずXperia 10 のスペック
ディスプレイサイズ・・・6インチ
解像度・・・2520×1080(21:9)
CPU・・・Snapdragon 630 ちなみにplus はSnapdragon 636
RAM・・・3GB ちなみにdaul版とplusは4GB
ROM・・・64GB+microSDXC(512GBまで可能)
カメラ・・・13MP(f/2.0)+5MP(f/2.4) のデュアル
前面カメラ・・・8MP(f/2.0)
電池容量・・・2870mAh
サイズ・・・156x68x8.4mm ちなみにplusは 167x73x8.3mm
重さ・・・162g ちなみにplusは 180g

2017年から2018年 iPhoneを筆頭に有機ELディスプレイ、ノッチとデュアルレンズを含めた複数カメラがトレンドだった。
ソニーはそれに乗り遅れたのか、もともと興味がなかったのか、XZシリーズとXZ2シリーズともに無視してきました。
XZ2 Compact を持っていましたが、端末としては割と好きで、割と「我慢」できた。そう決して好ましい、最高だとはやはりなくて、コンパクト機冠の今のところのラストであるXZ2Cを最後に、私はXperiaを卒業した。

さてXperia 10 の評価なんですが、コンパクト機が好きな人は、横幅を死守しているので、買っても満足度がある程度ある端末であるとは思う。実機を触る機会があったら冷モックでも良い、ハッとするだろう・・・違和感ないこの短冊液晶。

おっと今日はカメラのレビューをするんでした。
Xperia 10 は背面に1300万画素と500万画素、Xperia 10 Plus は背面に1200万画素と800万画素デュアルカメラを搭載していて画素数が少ない方が望遠仕様なのかな。
カメラは価格を抑えるために片方がソニーのセンサーでなくSamsung電子のものらしい。
デュアルレンズよろしくボケよろしくですね。Pixel3でボケの楽しさを知りましたので、遅まきながら本物のボケ体験。(Pixel3 は単眼のためソフトウェア加工)

Bokeh is an artistic photography effect 🙂

カメラ起動して、モードの切り替えが必要なんだけど、最近使ったモードが右下に表示されるのでアクセスは非常に楽。

しっかしである、モード切り替え後、対象物をフォーカスして撮ればサクサク行くと思うじゃないですか、そうじゃない。
「対象物から離れて」「対象物に近づいて」「明るさが足りない」とか警告がすんごくウザいし、タッチしてフォーカスして対象物から適度に離れているし、そもそも離れても警告文消えないしである。
幸いコントロールバーによって深度の強弱はつけれるので、対象物以外がソフトにボケている「らしい」ことは分かる。でもそんなにボケない。
まず深度が最も浅い写真。対象物はもちろん手前のお花達。

ボケモードにしなくても後ろの店舗は普通にこれくらいはボケるので、次に深度を最も深くしてみた。

調整をすること数分やっとほしい画かな。

ちゃんと中央の葉の部分など難しいところもちょうど良くボケている。

しかしPixel3では タッチフォーカス(もうタッチもいらないかもしれない)パシャでこれである。

少し中央の葉の部分がボケすぎて気持ち悪い? あとから深度の調整可能なので、ほれこんくらいでどうでしょう。

もうオールソフトウェアでいいやってなっちゃう。Pixel3に勝てない。
間違いが起きる確率は同じだと思う。デュアルレンズでも結局のところ画像の合成なのだから。同じように9割の成功率だったら、撮る時の手軽さが優先。Pixel3からもう離れられない。という感想を持ちました。

警告文は正確な警告なんだと思いますが、そこが実にソニーらしい。
あれが「もうちょっと離れて」「すぐすぐ」「いいねいいね」とか強弱つけるだけでもユーザ体験が変わると思う。
カメラセンサーの物理面では制覇できているのだから、そろそろソフトウェアを踏ん張ってほしい。

ちなみに BOKEH って輸出日本語なのかしら? テンプラカイゼンスシバンザイ?

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