FF14をやっています。昔ほどはハマっていませんが、この前のパッチで実装されたエウレカが結構良いコンテンツだったので、少し復帰しました。
アメリカの友人とプレーをするためにレガシーキャラをアメリカ鯖に移動させました。データセンターがアメリカにあるので、インしている人がほぼ英語圏の方になります。
エウレカはデータセンター毎にインスタンスが作成されるため、データセンター毎に文化が異なってきます。
最初の試行錯誤の時期は過ぎ、今では雑魚を倒していかに多くのNMを沸かせるか重要視されています。
日本鯖・日本データセンターのエウレカでは、
「NM討伐PT」「自由行動PT」などのパーティがシャウト等で組まれるか、NMが沸いてから参加する「ノの民」のどちらです。
「ノの民」の呼び名は、NMが沸いた時に野良の人が、パーティを組んでいないので、シャウトで「ノ」とすることから発生しました。
「ノ」は挙手を表していて「/」でも良いですし丁寧に「PT希望」とかでも良いです。
さてNMを沸かすために数十体の雑魚を倒す必要があるのですが、野良の方、パーティを組んでいる方が倒していきます。
それは広範囲に広がり、NMのポップは平行で発生します。
そのため、あるNMが沸くとすぐに手を出すわけでなく、他のNMのための雑魚を討伐していた人を待ったり、まだマウントを取得していないレベルの低い徒歩の人を待つ意味で「3分待つ」という暗黙的なルールが発生しています。
NM討伐の時間的リミットは30分なので、「27分開始自治ルール」が日本では一般的になっています。
もちろんエウレカ警察的な自治を嫌いすぐに手を出す人もいます。
これは、NMが誰のものではなく、(比較としてですが)NMを沸かすために雑魚を討伐した人に優先権があるという思想に基づき行われるのですが、少数派となっています。
さてアメリカではどうでしょうか?
日本とは異なる文化が成立していました。
「NM Train」というものです。
エウレカは140人のPCが入ることができるインスタンスエリアですが、この140人全員がある1種類のNMを沸かすために協力をして雑魚を討伐するという方法です。
日本が多発的な散開をしているのに対してアメリカでは集中しているのが特徴です。
1種類の雑魚を討伐してNMを沸かして倒し、次のNMを沸かすために移動、倒して、移動を繰り返しています。140人のすべての人が一局集中して討伐に当たるため、NMが沸いたら日本のように待つということはしません。PTを組むわけですが、日本同様に主にシャウトで行います。
「lfg」looking for group の略ですが、lfgすることで空きのあるパーティに誘って貰います。レベルに関係なく誘ってもらえます。
NMを討伐し回るので、低レベルのNMはそのルーチンに入っていないことが多いです。NMでいうとテレス、タコ、エンペラー、サボテンなどです。
インスタンスに入るとまず「location?」「Where Choo choo train at?」とシャウトして今討伐している場所を教えてもらい、lfgしてパーティを組み、あとは列車の停留所を回るかのようにNMのルーチンを回していきます。
アメリカ鯖と日本鯖でエウレカを遊んだ感覚としては、アメリカ鯖のやり方は非常に楽であるものの、効率が悪く時間がダラダラと過ぎるデメリットがありました。あとあまり冒険している感触はなく、作業のようでした。
日本鯖の方は、次にどこのNMが沸くかわからないというデメリットがあるものの、比較的早くNMを倒していける可能性があるメリットがあり、自分はこのNMを沸かせるという取捨選択もできるので、少し冒険感がありました。
他に違いとして、アメリカ鯖ではTrackerという外部サイトにてNMの討伐時間および次に沸く時間を管理しているのに対し、日本鯖ではシャウトでNMの討伐時間をまとめて報告して管理しています。
Trackerはモブハントでも活用されていた有用なサイトで、日本でも取り入れても良いような気がしますが、利用している人をあまり見かけません。
以上 次のパッチでは新しいエウレカのエリアが新設されますが、どう展開されるか楽しみであります。