アルバム買いましたが、まだCDをセットせずに、サブスクで聞いています。
ここ最近は、アルバム間隔が長くなりましたが、
ベストアルバム(40周年 45周年のも含めて、50周年はリミックス&リマスタが良いのでおすすめ)
やコラボアルバム(影になって が とても素晴らしい)
・・・が出ていまして、活動してないな感じはなく、お歳をめしても活動的だなという印象。
ベストアルバムの時にも言っていました通り、オリジナルアルバムを作ってくれました。
では一曲ずつ所感を。
- DARK MOON
アルバムのファーストチューン。雰囲気としてはタイトルチューンのような重い始まりで、つくづくユーミンはアルバムで完成している方なんだと思う。
- CINNAMON
今回のアルパム。色んな過去のアルバムが浮かぶんですが、1曲名は 最近だとPOP CLASSICO や 宇宙図書館、古くは DAWN PURPLE の雰囲気がありました。
2曲名は、Cowgirl Dreamin’ が浮かびました。ギターの感じかからかな?
内容としては、香りに染み付いた過去の思い出。
- 星の物語
内容としては SWEET DREAM か。別れの曲のように聞こえるし、死別や運命の線で別れざる得なかったけど、もっと大きな世界で繋がっているような感じにも。すると 無限の中の一度的なスケール感のある曲。
- 岩礁のきらめき
ここ20年あたり、お年のせいで高音が厳しい。わりとこの曲のキーは高い。
ただ 今回のアルバム、荒井由美から松任谷由美までの声を覚えさせて、声として再現しているので、歌い手は そのユーミンという象徴 でありコーラス感とメロディが楽しめる一曲。
- 天までとどけ
OLIVE から Perl Pierce あたりの アルバム中の1曲のような軽めテンポの曲。またはもっと昔の荒井由美時代の曲の感触。天まで届け♪のフレーズが心に残ります。
- 烏揚羽 -Crow swallowtail-
ハラハラ舞い散るあたりのボーカルがユーミンの声でないとダメになりそうな 歌詞と音が合わさって完成している曲。アレンジも良い。
- 小鳥曜日
ユーミンの歌の中にいくつかある ロボット感や童話感(残酷性を孕んでいるのにそう聞こえない) をこの曲にも強く感じる。
- LET’S GET IT STARTED!
ここ最近(acacia 以降 つまり 2000年台に入ったあたりから)の 色が感じられる応援ソング。
ユーミンのカタカナ英語さもあります。(感じてるの私だけ?)
- Let It Rain
この曲もここ最近(acacia 以降 つまり 2000年台に入ったあたりから)の 色が感じられました。
編曲も松任谷正隆さんなので、理解されてやっている感じ。
- 文通 -album version-
珍しいコラボ曲。imase さんとの声が重なる部分や、短いテンポで交互にやってくる部分がすごく良いです。
- ひとちがい
セルフカバー曲。
まちぶせ など 70年〜80年台 多くの方に楽曲提供していますが、メロディも歌詞も彼女のものなので、セルフカバーすると完成されたユーミンがやってくるのは毎度なのですね。
曲終わりの雑踏感のアレンジも好きです。
- そして誰もいなくなった
エンドチューンは、あれ? 過去の曲 となってしまった のですが、そのタイルはもちろんなく、新曲です。(ユーミンが歌っていると感じるタイトル1番に)
余韻の残る曲ですね。冬空とか冬海 の 孤独感があるのに、でも 決して強い暖かさでないものの、世界の温度を感じれる曲。そして誰もいなくなった・・・閉塞感はなく、アルバムタイトルのワームホールも 終焉でありながら新しい宇宙の素になるような意味を含んでいると解釈しているのですが、・・・また別の世界が始まるという感触のある曲でした。
総評
AIとの伴走に批判的な意見も見受けられるが、私は肯定的。
常に挑戦して 彼女(&正隆さんも 絶対合わせてなので コンビ)のなりの解釈を加えて作品に仕上げる点は、荒井由美だけで終わらなかった理由だろうし。
Call me back の時は 少し違和感があったものが、進化していると感じたので、モミクシャにしてからの再構成的な、ユーミンフィルターを通った結果が今回なんだろうと。
以上

