経緯
2月に witch2 でウルトラワイドモニターで 解像度 2560 x 1440 を出力する方法(かなり苦労しました) という記事を公開しました。
そこそこ毎日アクセスがあるのですが、すごく誤解を生んでしまう可能性がありましたので、
2026/4/16 に追記しました。
まず結論
まずは結論ですが、
ウルトラワイドモニターで switch2 で1440p だけ出したいだけならEDID偽装アダプタだけで成功します。約2000円くらいの 4k/60Hz 対応など謳っている アダプタを、
switch2 —— EDID偽装アダプタ —— HDMIケーブル(理論的には ハイスピード HDMI2.0で可能) —— ウルトラワイドモニター という順番で接続するだけ。

HDMI2.0 の限界
もともと私の持っている ウルトラワイドモニター Xiaomi G34WQi は DisplayPort は 1.4 ですが、HDMI は 2.0止まりでした。
switch2 で散々言われて広まっている HDMI2.1 対応のケーブルである ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要(というか本体に付属しています)ですが、最終的なゴールを 4K 120Hz HDR を出す目的のための HDMI 2.1 です。
HDMI2.0 だと 4K 120Hz HDR は帯域的に無理なので、ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要というわけです。
帯域でいうと、HDMI2.0 だと 18Gbps で 2.1だと 48Gbps です。
switch2 での組み合わせ整理(限界具合)
HDMI2.1 だと 4K 120Hz HDR の組み合わせが可能です。この組み合わせでは 非圧縮で 約40Gbps。PS5などの場合は 一部圧縮(クロマサブサンプリング)していて、それでも帯域は 32Gbps です。
HDMI2.0 では無理ですね。
HDMI2.0 でいける限界近い選択肢は、
- WQHD 1440p / 60Hz / HDRオン = 約10Gbps なので余裕
- WQHD 1440p / 120Hz / HDRオフ = 約14.5Gbps なのでギリキリいける
- 4K 2160p / 60Hz / HDRオフ = 約12.5Gpbs なのでいける
ウルトラワイドという変態解像度
しかし、世の中のウルトラワイドモニター所有者は、1440p だけだったら 出せるはずという思いのもと接続してみると フルHD(1920×1080p)までしか出ない・・・あれ?という状況でした。
switch2 で 120Hz をオフとか HDR オフしたも 1440p はグレーアウトのままです。
switch2 の 解像度ロジックの正確な所は分かりませんが、
switch2から 下の解像度から 「モニターさん これ出せる?」と聞いているか
モニター側から「俺が出せる解像度これっす」と言っているか
・・・どちらかで、
ウルトラワイドモニターさんは、WQHD(3440×1440p) や WUHD(5120 ×2160p)としか応答しないので、安牌のフルHD止まりになると思われます。
変態を偽装する
結論で書いた EDID偽装アダプタは、もともとモニター接続を偽装するものなので、
解像度と周波数の組み合わせが固定されています。
私が購入したものは、
- WQHD 1440p / 60Hz / HDR オフ
- 4K 2160p / 60Hz / HDRオフ


・・・を偽装しているので、結果的に 1440p しか出せないのに、switch2 では 4k 2160p も選べてしまいます。
しかし、周波数の縛りとHDR の縛りがあるので、
私が購入したアダプタでは、switch2 で HDRオンにはできないし、120Hz もNG でした。


変態の限界を探るには
EDID偽装のアダプターは、1000円〜2000円 のものは、4k / 60Hz の対応を謳っているので、
限界を攻めるには、明示的に HDRオンや 120Hz を謳っているものを選ぶ必要がありそう。
でも そこまで製品仕様に書いてなくて、HDMi 1.4 レベルのも混じっていたりするので、なかなか苦難。
確実なところを攻めるなら、LINDY の EDID 学習タイプ などを。
って 入手して沼ってみました。後日記事化します・・・。




