ちいかわ 映画 人魚の島のひみつ ネタバレ レビュー

ちいかわ 映画 人魚の島のひみつ ネタバレ レビュー

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ちいかわ検定 10級 です。
相方は、4級 くらい。

ちょうど第三弾の特典がでた 8/22土曜日のレイトショーで 映画を観てきました。

いつものシネマイクスピアリなんですが、1日交互に8回ほどしているのに、座席予約 60%〜80%くらいでした。
レイトショーは 少し安いのと、子供単独では観られないのでアクシデントが少ないメリットから、ほぼ満席でした。

スパイダーマン BND の8/1回も満席でしたが、シネマイクスピアリでは 割と席が埋まりにくいシアターなので、100億越えした映画と特典効果ってすごいなっていう感想です。(実際はじまると ちらほら空き席がありましたので 少しお察し)

ちいかわ は X で時々リツィートが流れてくるので 飛ばし飛ばし観ていて、映画見る前に、相方から主要キャラの名前と特徴は学習しましたが、声があたったアニメなどは未視聴です。

時々Xに視聴前後の子供達表情が流れてきましていたので、ちいさくてかわいいだけでない部分があるのは予習していました。

1.作りが丁寧

ちいかわ世界観に準じた少しデフォルメされた線画と柔らかい色調など、丁寧な作りでした。
主人公以外はモノトーンで描かれているので、ちょっとしたアクセサリーで一応区別が付くが、モブ達でひとくくりであります。
途中セイレーンの攻撃部分の描写では、つたの動きはヌルヌルしていたし、瞬発力もちゃんとアニメーションしていた。
逃げる時や追い詰められた時のカメラアングルの変化も、アニメーションならではでした。(原作未読なので、アングルも原作忠実かもしれないが)
また、セイレーンの合唱部分の音響もちゃんとスクリーンサイズを意識した立体音響でしたし、聴く人が聴くと人魚がひとり欠けたことによるハーモニーの若干の崩れも表現されていたらしく、原作者さんと製作側の力の入れようが見て取れました。
うさラップもとても楽しめました。(ここだけ摘んでリピートしたい)

2.身構えるほど残酷ではなかった

中盤から結末までは、犯人探しが焦点になるわけですが、因果応報といえば そのままなのだが、だれが悪でだれが正義でという一線を引かない点は、原作らしいとの評価があり納得しました。
結末のシーンは、オリっにいれて♪ というのが大人の見方ではあるものの、セイレーンが偶然新しい島を見つけた描写だったり、仲直りのために出向いたなどの考察も可能なので、ご想像におまかせ 的なところも子供視点と大人視点の扱い方が絶妙でした。

3.ちいかわの選択

終盤、ちいかわの心理的描写、前半はハチワレという代弁者がいるが、後半はハチワレも知らない事情をちいかわが抱えるという展開なので、割と丁寧に描かれていました。パーツの回想とクローズアップで、前半にはそれぞれの伏線を張っていますので、子供でも容易にちいかわの心の中を想像できるようになっています。

といっても最後の選択を、容易に「見逃した(故意に不問とした)」ともとれず、子供時にこの映画を観たら、どうあのシーンを処理したのかなぁと考え込んでしまったのも事実。

あの2人とは、前半にUNOで心を許し、セイレーンからの攻撃も手助けをして協力した 一時的な仲間であるため、不問にしたともとれる。

前述した因果応報の構図であるものの、セイレーン側に加害者の意識は皆無(人間がアリを踏み潰したかもしれないことを深く考えないというレベル)で、セイレーン側の身内を1人失ったという点で復讐をしている点も ちいかわ自身理解している。

どっちにも言い分があり、どちらも悪い部分がありそうだ(犯人の動機をちいかわは知らないが視聴者は知っているズレも織り込まれていて)という葛藤が、最後 犯人達の握られた手を見て、ちいかわは許す/許さない という選択ではなく、「彼らを信じてみることにした」という着地点。

あの島の出来事を、ハチワレとうさ と一応帰りの船の甲板で共有しかける(彼らの言語的にしていたかもしれない)が、
鱗は風に吹き飛ばされ、蜃気楼のような体験として扱いつつ、犯人達の友情は、ちいかわの考える友情の鏡であり、ちいかわ達3人の繋がりの基盤みたいなのを視聴者側も、ちいかわ自身も感じ入る所で、エンディング「机さする」が流れます。

エンディングは島の出来事とは思うのと、歌うのが、ちいかわの声優さんであるので、これはちいかわ側の歌だとは分かるが、
歌:ちいかわ でない点を強調する考察が多いため、
最後まで、ちいかわ の感情は 説明しない(歌詞にも こわい 位しか感情が乗っていませんしね)という ちいかわの前提を崩さない作りは、練られて作られた映画だなぁ という感想ですな!。

「な!」by 島二郎