Xperia Z4 Tablet にSIMフリーのイメージを焼いてマシュマロに

Xperia Z4 Tablet にSIMフリーのイメージを焼いてマシュマロに

2021-12-01
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Xperia Z4 Tablet のWi-Fi版には、国内版もAndroid 6.0 であるマシュマロ marshmallow が降りてきたようですが、au版のSOT31 や ドコモ版のSO-05G にはまだ降ってきていません。
Wi-Fi版もそうですが、国際版のSIMフリー版には、すでにアップデートがきているということで、Flashtoolを使って焼いてみることにします。

au版SOT31に、Flashtool のXperifirm を使ってSIMフリー版SGP771のイメージを焼いてマシュマロにしてみます。
Flashtool のバージョンは、0.9.19.10を利用しました。


ダウンロードは こちらから→ http://www.flashtool.net/index.php のダウンロードタグで辿ってください。
torrent でダウンロードした方が変なウィルスなど混ざってないものが手に入るので良いと思います。

Xperifirmの機構が出来て、一番手間であったイメージの入手がとても楽になりました。
メニューアイコン一番右の Xperifirm (XF)ボタンを押して、機種名>型式>各種CDA>各種バージョン を選んでダウンロードするだけです。
今回は、SGP771 のGermany の Custmized DE の 32.1.A.1.168 を利用します。
ダウンロードにだいたい一時間かかります。Error: Internet connection error! がたまに発生しますが、めげずにダウンロードをします。
ダウンロード終了して、Flashtool に戻ると自動的に、tftファイルが生成されます。

あとは、メニューアイコンの一番右の稲妻マークで書き込み開始です。
念のため、もともとのイメージをダウンロードしておくのも忘れずに。
イメージを選択します。また、今回はワイプしないにしてみます。チェックをはずしておきます。
周波数の対応などが異なる可能性があるので、Baseband に除外の意味のチェックを入れます。
(最初に調べておけば良かったと後で後悔しましたが)partition にも除外のチェックを入れました。

書き込み準備ができると、コードをはずして電源を落として、電源ボタンと戻るボタンを押しながらコードを繋げ と指示がきます。
今の機種にはメカニカルな戻るボタンはないので、電源ボタンとボリュームダウンボタンです。

書き込み開始してしばらくして私の場合は、エラーが発生してしました。なんとかbinが書き込み失敗したようです。
今まで経験で、partitionを除外すると良く失敗しているので、やめれば良かったと後悔。
すでにいくつかのイメージが書き込まれているので一時Xperiaは文鎮と化します。
ワイプ(もとにあった写真やアプリの設定は全部初期化)もこの時点で発生する運命です。

めげずに 再度、今度はpartition除外するをはずして、書き込みます。
今度はうまくいきました。プログレスバーは一気に進みます。
最後の数センチに30分かかることもあるので、のんびり待ちます。
バーが埋まると完了です。

USBコードを抜いて起動しましょう。結構起動するにも時間がかかりますので待ちましょう。
起動して、ん(。´・ω・)?何も変わってないぞと思いますが、
タブレット情報を見るとちゃんとAndroid 6.0 のマシュマロ marshmallowになっています。

簡単になったなぁと改めて。

アプリの設定などは、自分はhelium (ヘリウム)というツールを使いました。
helium のXperia の相性でしょうか、アプリの指示通り USB 接続設定を「PTP」に切り替えても、「MTP」モードに戻ってしまう場合があります。この時は、再起動してUSBデバッグの設定をした後に、「設定」→「機器接続」→「USB接続設定」→「ソフトウェアをインストール(PC Companionのインストール)」のチェックを有効無効と何度かして、最後に無効にしていくとうまくいくような気がします。お試しあれ。

アプリの設定(辞書とかログインの設定とかオプション設定)などはheliumで数分で戻るので、
やることといえばいらないアプリの削除(キャリア版でないのでもともと少ない)、ホームの整理、ランチャーメニューのアイコンの並び替え、heliumで戻せないアプリの再設定くらいで、約一時間もあれば完了してしまいます。
なんてらくちんでしょう。

さてさて、Android 6.0 のマシュマロ marshmallowを楽しみましょうか。
あまり変わったところが少ないんですよね。
スタミナモードはなくなりましたが、あまり電池持ちは変わらないような気がします。
細かく設定した場合は、無視させたいアプリを指定します。
くわしくはこちらを→ http://androidlover.net/android-os/android-m/android-m-how-to-use-doze-mode.html (他人様のブログです)

メモリの管理が見やすくなったかな。「設定」→メモリー
これ何日か使った状態でのメモリの消費具合です。あと、メモリの消費履歴で各アプリ毎に表示も可能他、変わった点はこちらを参照下さい。↓
http://www.sonymobile.co.jp/product/update/docomo/marshmallow/
http://www.sony.jp/support/tablet/guide/special/system_update/z4_60.html

さて、他チェックとして、もともとのSOT31 はSIMロック解除してドコモのデータ用SIMとIIJのDOCOMO系SIMを利用していました。
今回、ベースバンドは上書きしないようにしてないですが、LTEのつかみはどうでしょうか。
問題ありません。すぐにLTEをつかむことを確認できました。手元に au SIMはありませんが、そちらもたぶん大丈夫でしょう。

次にnasneと接続するための torne mobile の利用も確認しましたが、問題なく利用できました。
他、キャリア版にはフルセグがついていますが、このSIMフリーグローバルROMイメージには、ついておりません。
デメリットこれくらいかなぁ。
メリットとしてSOT31にはダイアルアプリがなく通話ができないですが、このROMイメージにはついているので電話もできると思います。(試していませんが・・・)

以上 さてさてSOT31に公式でマシュマロが降ってくるのはいつになるかなっと。

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