クルクル折り畳みかな入力キーボード LG Rolly KBB-710 レビュー

クルクル折り畳みかな入力キーボード LG Rolly KBB-710 レビュー

2021-12-01
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自分は、絶滅危惧種のかな入力派です。一応ローマ字入力もできますが、早く入力するのに、かな入力の方が勝っています。
Androidではしばらくかな入力ができませんでしたが、キーマップの対応などでかな入力が可能になりました。

かな入力ができるようになりましたが、Android向けのかな印字があるキーボードが少ないのです。
8割~9割英字配列です。数少ないかな印字のBluetoothキーボード。

主に、Windows向けのキーボードが対象になります。ついでにAndroid モードがある感じがします。
かな入力のできるキーボードを試さずはいられない病にかかっているので、また気絶しました・・・・・。

LG から発売された Rolly Keyboard 2 ローリーキーボード つーです。

LG Rolly KBB-710 キーボード

2015年に彗星のように現れた新しいギミックの折りたたみBluetoothキーボードでありまして、今までの省スペースキーボードって真ん中でパカッと開いてが精一杯だったと思うのですが、このキーボードはキーボード行で折り曲がり、クルクルと巻き簀のようにして折りたたみ状態が棒状という、なんかもう感動するくらいのギミックだったんです。

でもね最初は、国際派の彼、英字だけのUSタイプだったわけで、かな打ちとしては泣く泣くスルーしていたのです。
でも、去年の夏に日本語版が出たのでありまして、夏と秋と冬と気絶せずに来たんですが、ブログのネタないねぇ と思っていたら、ムクムクと物欲が出まして、購入に至ったわけであります。こわいねー 気絶こわいねー (*´・ω・)(・ω・`*)ネー

サクッとレビューをいきましょう。散々話題があったキーボードでありましたので、基本的な機能については、他のブログを見ていただければ、英字版の初期型のレビューなんかが参考になると思います。
公式のページには動画などありますので、そちらも参考になるかと。

日本語版では、英語版や韓国語版では4行だったキーボードが5行になっています。

それにより、キーボードの折りたたみの様子は四角から五角形になっています。あと、表面のつや消しの少しザラザラした素材が外面に採用されたのが違いかな。

あと予想していたよりも大きいです。
横幅は10インチタブレットよりもあります。
展開時 W274mm×D117mm×H21mmで、折りたたみ時W274mm×D31.7mm×H30.7mm です。
ひのきの棒みたいです。

でも予想より軽いです。(最初電池が入ってないものだと思っていたら、入っていました 。電池込みで約160gですって。軽いっっ)
タブレットやスマホを立てかけるスタンドもスマートに組み込まれています。

Xperia Z4 tablet も立てかけることができました。9ミリまでの厚さ、600グラムまでのものが利用できるとのこと。
スタンドの傾斜はたてかけるものの厚さに依存すると思うのですが、Z4 tablet はそこそこ斜めになり視線と直角になるちょうど見やすい角度でした。

画面をタッチしても倒れません。
キーボードに傾斜はないので、傾斜がもてるキーボードよりは少し入力しづらいです。
キーストロークはそこそこあります。打感は少しペタペタした感じですが、押した感じはそこそこあるので問題ないレベルだと思います。

五行になったおかげで、かな入力が可能になりましたし、半角全角キーや数字キーなんかも使えるようになったので、
かな入力以外の人にもお勧めできる仕様になっております。
せっかくなら6行にしてくれると併用なしにファンクションなども使えて良かったとは思うのですが、次作に期待であります。
省スペースとの勝負になるので難しいと思いますが、期待だけはしておこうと思います。

その省略された6行目のファンクションやエスケープキー、deleteキーなんかは Fnキーを押すことで利用できる仕様になっています。かな入力ではない「普通の人」にもお勧めできると思います。

キーボードの左側です。

左からCtrl →Fn→Winキー→Alt →スペースとなります。
Fnキーの位置は標準的だと思いますが、たまに腐ったキーボードだとCtrlと逆だったりするので、とてもいい作りだと思います。
無変換や変換などを独立キーでなく、Fnキーとの併用にしたのも好感がもてます。

Fn+スペースで電池残量が表示されめのも、モバイラーを意識したとても良い機能だと思います。
15%以下になると赤色に光ります。

LG Rolly KBB-710 キーボード

今までのキーボードは、電池残量が分かりませんでしたからね。
半年くらいは保つわけですが、いざ使おうと思ったら電池がないというのは悲しいものですからね。

HOMEキーが Fnの併用になつてくるのは珍しいです。
通常だと矢印キーに適用されることが多いのですが、このキーボードはマルチメディアキーが、矢印キーに配置されています。でもとても良い位置だと思います。

Escキーは半角全角と併用になっています。

キーボードの右側です。

おしい。おしいぞぉぉぉぉ 「む」が変則キーになっています。ほんとおしい。
慣れとの戦いになると思いますが、ミスタッチがENTERなので、このあたりはかな打ちにとっては死活問題であります。
実際のところ、「む」の語録って少ないと思うのですが、しばらく使ってみたいと思います。
「へ」「ろ」「め」あたりのキーも大きさが他のキーと同じなので完全に腐ってはいません。

より改善するとすれば、比較的大きくなってしまった「ろ」の横にSHIFTキーがあるといいのですが、
HOMEキーの評価は高いのですが、右端の列はENTERキーを大きめのとるために確保すべきだったと思うのです。

右端の列は、切り替えボタンとして機能します。
PageUP PageDOWNキー、ENDキーもFn併用で利用できます。
切り替えボタンやペアリングボタンは、本体に物理スイッチのように実装でも良いと思います。
そうすると、HOME END PgUP PgDnなんかはやはり矢印キーに併用が一番着実な実装の姿なのかなと思い直しました。

あと、PrtSc プリントスクリーン も変則ですが押すことができますね。せっかくなら、Insertキーや Breakキーなんかも実装すれば良かったかもしれません 使い方しらんげと(ぉぃ

カタカナひらがなキーがFnキー併用なのも痛いです。
Androidでかな入力する場合、カタカナひらがなはよく使うからです。
しかもFnキー押していないとホームとして機能してしまうので、非常にイライラしました。

なんとかここまで書き進めてきましたが、なかなかクセのあるキーボードです。
エンターキーの誤打が非常に多いです。ホームポジションからズレているのですよね。
慣れたら少しマシになりましたが、クルクル折り畳む弊害で、エンタキーが二行分になれないのは痛いですね。
deleteキーが右隅にあるのですが、エンターキーよりも右にあるので、そこも誤打が多いです。遠い。

最初は褒めて、やっぱりクソキーボードだと言っていますが、使いこなせたら、
かわいいギミック搭載のスマートなキーボードだと思います。
クルクルと棒状にした時がなんともかわいい( ´ ▽ ` )ノ

LG Rolly KBB-710 キーボード