日立外付けHDD TOURO DESK PRO が Windows 10 非対応につき、分解してみる

日立外付けHDD TOURO DESK PRO が Windows 10 非対応につき、分解してみる

2021-12-03
スポンサーリンク

日立GST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)製の外付けHDDであります HITACHI TOURO DESK PRO の 2TBをメインデスクトップマシン Windows 7 のバックアップとして利用してきたのですが、年末年始バックアップしようと思ったら認識しない。

色々とUSBのコネクタを変えるなどしてみるが、一応認識はしているのだが、ドライブとして認識しないわで、どうも認識がおかしい。
妻のPCでは認識する。
違いと言えば、そう、OS。自分は秋に Windows10にアップデートしたのだ。調べてみると、Windows8で非対応(サポート打ち切り、マイクロソフトの標準ドライバの仕様のようだが)になり、Windows10 でも認識しないらしいとこまで軽く調べて分かった。

日立という言葉に引かれて購入したものだが、もともとサスペンド復帰後の認識など問題ある機器だったし、名前負けしていた製品でした。

ということで、中のハードディスクをレスキューします。
分解開始。

横、背面ともにプラスチックの筐体です。
ネジなどがないことからはめ込みのようです。

端からドライバーを食い込ませて、こじ開けます。
ハードディスクの方向から考えると、背面を正面にして左側を外しましょう。

パキッという音がありますが、躊躇せず、開けやすい方向にどんどん爪を剥がしていきます。

予想通り、はめ込みで、二度と使えなくなってしまう仕様。

爪は9個ありました。

ハードディスク本体は、ゴムネジの大きさを活かして凹凸に詰めてあるだけなので、特に筐体などにネジ止めされているわけではありませんでした。

ハードディスクと背面インターフェイスは、ネジ二本で、特に苦労することなく取り外し可能です。

背面インターフェイスは、また何かに使えるかと思いますので、取っておきます。

中身のハードディスクですが、日立製の HDS723020BLA642 (0f12115)?のようです。
当時は、2~3万円ほどしたもので、外付けを安く買ってきて取り出されたんだろうなぁと予想します。

通常のSATAのハードディスクのため、マウンタを用意します。
今回は、玄人志向 HDDスタンド USB3.0接続 KURO-DACHI/CLONE/U3 パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き を利用しました。
別用で、クローンを作成するかもと思い、普通のマウンタとしても利用できるクローン機能付きのハードディスクスタンドを購入しました。

単体で利用する場合は、1の方に挿してアダプタをつなぎ、USBケーブルをパソコンに挿してスタンドの電源ボタンを入れるだけ。

Windows 標準のドライバーで認識します。
Windows 10 でもきちんと認識しましたので、無事にバックアップ可能でした。

玄人志向 HDDスタンド