Surfaceを故障修理に出して初期化&リカバリーする その2

Surfaceを故障修理に出して初期化&リカバリーする その2

2021-12-08
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Surfaceを購入して半年が経ちました。
Bluetoothテザリングが非常に遅いので不具合かなと思い1年保証のセンドバック交換を使ってみることにしました。

Surfaceを故障修理に出して初期化&リカバリーする その1
Surfaceを購入して半年が経ちました。 どうも電池保ちが悪いのと、Bluetoothテザリングが故障レベルで遅いので、一度修理に出してみようってことにしまし…
sketch99.blog

水曜日にSurfaceをMicrosoftの保守センターに送付して、金曜日には新しいSurfaceが届きました。
センドバック方式のため、もともとのSurfaceを初期化と、データのバックアップが必要です。
検索してみると、あまりSurfaceの初期化やリカバリーのたのバックアップについてまとまった記事がなかったので、試行錯誤しました。
Windowsという観点では、ごく自然なリカバリーですが、ドライブを搭載せずAndroidタブレットやiPadなどと競合する製品でもあるため、もう少し簡単であってほしいと思うところもありました。

まずバックアップの方法です。
WindowsがXPから7になり、10になって久しくバックアップを取っていませんでした。
取ったとしてもリカバリーする機会も少なく、
Windows標準搭載の機能でも十分に機能するもんだなぁという印象は持ちました。
昔はハードディスクのイメージコピーを取るのに、別途ソフト(例えばAcronis True Imageなど)を購入してバックアップをとったものでしたからね。
手順ですが、Windowsの設定からではなく、バックアップはコントロールパネルから行います。
コントロールパネルでバックアップと検索すると、バックアップと復元 (Windows 7)が現れます。

Windows10の設定からも、最終的にそこに誘導されます。
バックアップと復元にて、「今すぐバックアップ」ボタンを押してバックアップ対象にシステムイメージを選択するか、

左メニューの「システムイメージの作成」でハードディスクのイメージまるごとを取ることが可能です。
バックアップのデバイスを繋いでやれば、あとは勝手にバックアップを取ってくれます。

私は、システムイメージがとれてるだろうという勝手な思い込みと、
修復ディスクを過去にデスクトップで作成済みだったので、そのまま初期化の段階を踏みました。
が、しかし万が一Surfaceが起動不能になった時にバックアップしたシステムイメージを利用するためには、
修復ディスクまたはインストールディスクまたは回復ドライブが必要になります。
システム修復ディスクは、コンパネのバックアップと復元の左メニューの「システム修復ディスクの作成」から利用可能です。

(しかしSurface、私のもっている光ディスクドライブが悪いのか、システム修復ディスクから起動できませんでした。
くわしくはその3に記します。→ 執筆中)
回復ドライブは、小さなWindowsが動いているようなもので、USBメモリ(32GB以上を推奨)などを利用して作成することができます。

さて、修復ディスクにしても、回復ドライブにしても、別のドライブから起動しなくてはなりません。
頭の古い私は、BIOSで起動順序を変えるということしかなかったため、起動時にF2キーを押したり、F11キーやdelキーを押してなんとかBIOSに入ろうとしました。
Surfaceでは、もうBIOSなんて古いファームウェアは捨てて、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) というものに置き換わっていました。
まぁマウスやタッチが使えるBIOSみたいなものなんですが・・・。

そして、このUEFIへの入り方ですが、ボリュームキーの上を押しながら電源を入れる必要があります。
またはドライブから自動的に起動するために、ボリュームキーの下を押しながら電源を入れても用が足ります。
そう!Surfaceにはキーボードがない可能性があるから、この仕組なんだなぁとほのぼの思いました。
AndroidやiPadの発想であればすぐにそこに行き着いたのですが、
Windowsであり、キーボード(タイプカバーをつけっぱなしなので)が当たり前についていることから、
なかなかその発想に行き着きませんでした。30分ほど途方にくれていた僕。

次に初期化のやり方について記します。
Androidなどであれば設定からすぐに初期化が可能ですが、
Windows10の7とのコントロールパネルとの住み分けが災いして、たどり着くまでに少し頭を捻らなくてはなりませんでした。
通常のコントロールパネル(スタートメニューを右クリックして選択)では、「初期化」と検索しても項目はひっかかりませんし、Windows10の設定(スタートメニューからすぐにアクセスできる歯車マーク)でも検索できません。
Windows10の設定から、「更新とセキュリティ」を選択して、メニューの「回復」を選択すると、
「このPCを初期状態に戻す」というメニューが現れます。

「開始する」ボタンを選択すると、「個人用ファイルを保持する」か「すべてを初期化する」を選択することができます。

この辺はAndroidやiPadなどと近い感じですね。
センドバックをするので、個人データは削除しますので、後者を選択します。
あとはウィザートに従って初期化するのみです。

何度か再起動を繰り返して、初期化が続きます。

だいたい、一時間位かかりました。なかなか面倒ですね。

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