2022年2月

年末にSurface Pro8を購入しました。でタイプカバーも例によって購入するわけですが、ペンが充電できる溝ができていまして、今までのキーボードだけの役割だけでなくなりました。またフットプリントも変わっています。しかしタイプとしては一年前に出た X シリーズと互換があります。よって あまり売れなかったX シリーズのものも購入対象になります。例えば、液晶保護シートなと。エレコムさんのペーパーライクを愛用しているのですが、それもXシリーズのものが安くなっていたので、良かったです。 さて キーボードですが、ペンも必要な人なので、ペン付属をキーボードを選ぶとトータル安くなります。頭には X シリーズとの互換性しか頭になかったので、ここもX シリーズのものを選択してしまいました。一万も違ったので、何も考えず購入に至りました。 しかーし後で気付いたのですが、 X シリーズには Surface Slim Pen (初代)が採用されましたが、Surface Slim Pen2 なるものが、Pro8とほぼ同時に発表されています。タイプカバーのペンセットのものも Xシリーズのものは初代、Pro8用として出しているものは Surface Slim Pen2 が付属することを知りました。 Surface Slim Pen初代での使い勝手は、満足なものした。お絵描きと、レイヤーの名前付けるのに手書き入力を試していますが、合格点でした。まだ apple Pencil の方がヌルヌル感があって好きですが。ちなみに従来の Pro3 以降のペンなら 互換性があり、Surface Slim Penとペンの機能としては同様のもののようです。キーボードの充電機能を利用しないなら、従来のペンを購入するのもありですが、わりと電池消耗が激しいので、Pro8の人は Slim Pen シリーズを購入した方が幸せになれます。 Surface Slim Pen は今までの単六電池を使った円柱タイプのものとは異なり平べったくなりました。そしてついに充電式に変わりました。平べったくなったことは持ちにくいかなと最初思いましたが、私としては全然気になりませんでした。頭部分は消しゴムとして機能しますし、ノックにいくつかの機能を割り当てることも可能です。サイドにもボタンがあるのですが、カスタマイズができなくてマウスの右クリック相当になっています。 でせっかくなので 2 も購入してしまいました。比較レビューといきたいと思います。 初代と2 の比較ですが、形は平べったいものとして同じで、こんな感じ。 キーボードの充電には互換性があります。なのでだいたいの大きさは同じですが、2の方がペン先へのシャープさがあり、細かい点ではありますが、ペン先の描写が見やすくなっています。 サイドボタンの位置が変わりまして、2 の方は平べったい方側になりました。が、所感あまり使わないので、自分としては、気になっていません。 充電の減り具合は、なんとなく2 の方か遅い様な気がしました。どちらも常時利用するお絵描きでの比較ですが、初代が、本体と大体同じくらいに減っていくのに対し、2 はその半分ぐらいの推移でした。あとで説明する触感機能はオフしての比較です。 2の最大の特徴が、触感機能がついていることです。フィードバック振動が付いていて、紙に書いて（描いて）る時の抵抗感を振動で再現しているようです。ただし この触感機能は Surface Slim Pen2 とsurface Pro8 の組み合わせでないと機能しないことと、アプリが限定されることに注意が必要です。Pen2 の設定に触感の有効無効と強さを設定する項目が増えています。 対応アプリで試し書きしてみましたが、とても微弱な振動があり、抵抗感と錯覚します。ペーパーライクなのでもともと紙の抵抗感はあるのですが、それに上乗せしてきます。でもあまりに微弱なので、初代と比べてやっとわかる程度でした。 でも機能としては面白いと思いましたが、機能オンにして強さを強にしていると、Adobe Fresco のペンの反対側の消しゴムを使うときに誤動作してとても大きな振動フィードバックしてくるので、そっと機能をオフにしました。つまり 最大の特徴であるこの機能を活かしきれない環境になったわけですので、Surface Slim Penは初代のもので良かったのではという思いが込み上げてくるのですが、買ったものは仕方ないのと、充電の減りが少ない（これも正確に測っておけばよかった）ので Surface Slim Pen をメルカリで売却して、2 を使い続けることにしました。 比較レビューですが、結論として、価格差を考えるとそこまで 2 の買いはオススメできない。また初代のペンは充電ベース（TypeC でキーボードカバーがなくても充電ができる単品だと3500円くらいするやつ)が付属するのですが、2 は単体でペンのみの販売なのもオススメできないですね。 触感機能は、もしかするとこの抵抗感が病み付きになる方もいるかもしれないので、ぜひ 家電屋さんにあるsurface体験コーナーで体験することをオススメします。 タイプカバーもペンも同時に揃えたい方は、二万くらいで購入できる初代との組み合わせが非常にオススメです。 以上 比較レビューでした。