世間は、Xperia1 iv で話題ですが、スマホに20万は少し出せない派なので、4月にSIMフリー版が出ました Xperia 5 iii 型番 XQ-BQ42 を購入しました。
10年くらいぺリア派だったのですが、数年前から google Pixel に浮気していました。しかし今回 Pixel6 からの乗り換えです。
今回は、ソフトウェア加工のぼけ の具合を比較します。
Google Pixel シリーズは3から着実にソフトウェア加工のボケに磨きをかけてきています。
Xperia シリーズは4年前は境界線をうまく拾えない最悪の出来でしたが、どこまで進化しているか見ものです。
iPhone にもポートレートモードを背面カメラでも利用できるので、比べてみました。
クリック頂くと、解像度そのままの写真を見れるので細部確認したい場合はクリックしてください。
まずはPixel6 のポートレート、次にXperia5iii で通常、次にぼけを最大限にした時のものです。(小汚いガチャピンですみません)
割と普通の状態でも光学的なぼけが発生しています。
Pixel6 は自然な奥行でぼけが発生しているのに対し、Xperia5iiiでは下に敷いてある滑り止めシートの模様に惑わされて、おかしなぼけになっています。
次背景が地続きの時の奥行の自然さを比べてみます。
まずはPixel6 のポートレート、次にXperia5iii で通常、次にぼけを最大限にした時のものです。(小汚い机ですみません)
割と普通の状態でも光学的なぼけが発生しています。
Pixel6 は自然な奥行でぼけが発生しているのに対し、Xperia5iiiでは右上のコードの右側がより奥になりぼけを強くしなくてはならないのに、失敗しています。
Xperia5iiiはのぼけモードでは、被写体から離れてください警告がでますが、今回それを無視して撮影しています。ので一番手前のタンブラーの鮮明度がPixel6と比べて弱い感じがします。銅のきらびやかさはXperia5iiiのが美しいですけどね。
次にストロー問題に挑戦です。
まずはPixel6 のポートレート、次にXperia5iii で通常、次にぼけを最大限にした時のものです。(小汚い机ですみません)
割と普通の状態でも光学的なぼけが発生しています。(何度目w)
Pixel6 のストローはきちんと水滴まで境界線分離が行われています。
Xperia5iiiはストローの真ん中付近、背後の白いスピーカーにひっぱられて境界線があいまいになっています。
4年前よりはマシですが、まだまだ奥行や境界線の判断が甘いです。
光学的なぼけのままでも良いかもしれません。
次にiPhone13miniにも参加してもらいます。
花壇の様子ですが、Pixel6 iPhone13mini ともにポートレートモードで、最後にXperia5iii です。
中央の一本だけはぐれて出ている花の茎部分が、Pixel6でも抽出に失敗して、歩道と同化してしまっています。花の部分だけ奥行が計算されて宙に浮いているように見えます。
Xperia5iii でも同様でした。iPhone13mini ではその茎の部分は割と頑張っています。しかし全体の奥行のダイナミックさが不足してのっぺりした奥行になっています。
次にバラです。Pixel6、Xperia5iiiの順です。
バラの赤と緑は区別が付きやすいので、境界線のクリッピング具合はどちらもうまくいっています。(背景の赤いパラと重なる部分で若干Xperia5iiiが甘いが拡大してわかる程度)
中くらい位置に存在している右側の葉と枝の部分のぼけ加減が異なります。
Pixel6の方が、遠く、中くらい、手前のバランスが良く、奥行き感を感じます。
次もバラです。Pixel6、iPhone13mini、Xperia5iiiの順です。
iPhone13miniはポートレートモードに失敗しているようです。(後から深度が選択できなくなっていた)なので、Pixel6とXperia5iiiの差ですが、ここでも中央右にある柵の竹部分のぼけ方に差を感じます。Pixel6の方が、遠く、中くらい、手前のバランスが良く、奥行き感を感じます。
次に連続する花のぼけ具合です。
Pixel6、iPhone13mini、Xperia5iiiの順です。
iPhone13miniは雑ですねw。Pixel6、とXperia5iiiの差はほとんどなく、Pixel6 の方が奥行き感が若干良いでしょうか。(一番奥の花のぼけがPixel6のが強烈) 美しさでいうと個人的に Xperia5iiiが好きです。
総合判断すると、まだまだPixel6 のソフトウェア加工ぼけ(ポートレートモード)の自然さには勝てないが、4年前よりは随分健闘していて、ストローなど難しいシチュエーションを除けば互角のぼけ具合を実現。
割と光学的なぼけ具合もあるので、そのままでも良いかもという感想もあり。
iPhone13のポートレートはセルフポートレートだけに留めた方が吉って感じです。