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我が家でのドロタブの立ち位置
我が家には iPad が用途別に4台もあったりするので、その牙城は中々崩れません。唯一の城が、お風呂での利用です。
割と相方が長風呂なので、ネトフリの動画を見たりしてお風呂で使える10インチタブレットに需要があります。
2年前に入手した datb d-41a を使っていた
たしか2年前くらいに手に入れた dtab d-41a を使っていました。
datb はドコモのタブレットシリーズの呼称ですが、抱き合わせか一括割引などで 市場に新古品が流通します。
かつては iPad に対抗しようと Xperia tablet をはじめ多くの名機を産んだAndroidタブレット 略して泥タブ ですが、もともとタブレット市場が狭いせいもあり製品の選択肢がありませんでした。そこから さらに 防水性能のあるタブレットが絞られるのですが、出るのは中華製の安いタブレットくらいで、もちろん防水の機能はないものです。
幸いドコモは2年おきのペースくらいで datb シリーズを出してくれているので、それに乗っかります。
auもそのペースで出して、auの方が投げ売りが多く、一時期は au に浮気していましたが、それも途絶えて(防水でなくなった)ドコモだけが救いの神でした。
防水タブレットは滅んでいる市場である
防水 Android タブレット と調べると、出てくるのは 最新とか2023年版とかブログなどのタイトルの冠があるものの、紹介されているのは、5年前のタブレットだったりします。Xperia Z2 tablet が一推しされていたりするのには笑いました。
名機ですけど・・・名機ですけど・・・
ちなみに2018年の時の防水タブレットおすすめはこちら↓
最近のAndroidタブレットの復興の兆しはあるものの非防水
Samsung や Lenovo あたりからちらほら泥タブが出ています。
iPad Proを意識した 高性能のタイプです。ペンシルが使えるやつですね。
また しばらくタブレット市場が撤退(別領域の chromebook に注力)していたGoogleが Pixel tablet を発売します。
しかしながら 高性能=排熱との勝負なので、当然最初に防水機能が削られるわけです。最近のAndroidタブレットの復興の兆しはあるものの非防水または生活防水程度です。今後も期待薄です。
dtab d-51c は d-41a と同じシャープ製
今回手に入れた dtab d-51c は 去年の冬に出たもので、d-41a と同じシャープ製です。前回の機種は、SIMフリーの兄弟端末が発売されていましたが、今回は ドコモ版だけです。
シャープもスマホ市場ではアップルに続く第二位、Androidでは一位のシェアになっていますね。防水タブレット市場は死んでいますが、片方が好調なので支えられているのかも知れません。
当然ノウハウも溜まるわけで、d-51c は使いやすい端末に仕上がっています。
ドコモアプリ含めて初期アプリとストレージは64GB中17GB使用
初期アプリはこんな感じ。
ADBコマンドで無効化推奨 やり方はこちら↓
ストレージは64GB中17GB使用でした。
SDカードは使えるものの、本体側の容量は少ないですね。ゲームする人ご注意を。
ボタンやコネクタは左に集中して物理SIMトレイはありません
上から音量ボタン、電源ボタン、側面指紋認証、TypeCのコネクタが続きますが、全て左側です。コネクタだけ逆サイドのパターンが多いのですが、気になる人は注意が必要です。SDカードトレイは右上にありますが、物理SIMトレイはなく eSIM専用です。eSIM便利ですが、スマホでは物理とeSIMでDSDSである事が多いものの こいつはシングルで eSIMのみです。
たまの外出時に SIMを載せ替えてという運用が難しいので、人によっては注意が必要です。ちなみに5G対応になっています。
本体サイズはほぼ同じ 1mm厚くなり 10g軽くなりました
d-51c ですが 本体サイズは246(幅)×170(高さ)×8.3(奥行)mm で 重量は約481g です。d-41a より 1mm厚くなり 10g軽くなりました。それにも関わらずバッテリー容量はわずかに上がっております。
液晶サイズは共に 10.1インチですので、手の馴染みは同じ感じです。
d-51c は背面がザラザラした加工になっているので持ちやすいです。良い改良ですね。
以前はホワイトモデルだと背面も前面のベゼルも白だったのですが、今回はホワイトとチャコールグレーのモデルもベゼルは黒です。
風呂タブレット として公式が認めている
防水性能は IPX5/8/ 防塵 IP6X 相当ですが、
シャープの性能表には 「お風呂対応」が謳われており、風呂タブを公式が認める珍しい端末です。
もちろん 注意書きもしっかりありまして
高温度には注意ですし、入浴剤や石鹸やシャンプーが混ざった水は NG、濡れた後は自然乾燥させてから充電は必須、風呂時間も2時間を限度にやめてくださいとありますが、十分すぎる対応っぷりです。
また、最近のコロナ事情も反映されていて、アルコール除菌シートにも被膜が傷まないようになっています。
CPU GPU はそれなりに今時のものになっている
d-41a は Qualcomm® Snapdragon 665 で Anttutu のスコアも 17万くらいですが、d-51c は Snapdragon 695 になって スコアも約2倍になっています。
防水端末としては高い方だと思いますが、ミドル〜ミドルロウくらいの性能です。
そんなに重くないゲームで利用していましたが、サクサクになったと言っておりました。
dtab は約2年はバージョンアップがされる傾向にあります。
d-41a は Android10から 12になりました。
d-51c は 2022年冬で Android 12 から始まり、先日 13のアップデートがありましたので、順当にいけば14までは行くと思われます。
サポートを考えると2年おきが良いかな
iPad Pro は 4年以上サポートされますが、
泥タブはCPU的にも 売却益にプラスする金額のバランスも考えると、2〜3年のペースで買い換えたほう良い感じですね。
今回の datb 投げ売りはされていないようなので、出回りは少ないです。
新古品が5万円位の相場です。
しかしながら 防水さらに風呂タブとなると選択肢がほぼないので、これをオススメします。