目次
私のイヤフォン事情(寝フォン購入経緯など)
通常使いとしてイヤフォンとしては apple airpods Pro(第3世代)、
ヘッドフォンとしては SONY WH-1000XM6 を利用しています。
また、在宅の会議用などに 初めてのイヤーカフタイプの Anker Soundcore c30i を利用しています。
寝室にスピーカーを置いてあるので、キャストして音楽をかけることが可能ですが、相方が寝ている時とかには適さないので、最近流行りの 寝フォンを検討していました。
airpods はうどん部分が相性悪いですし、イヤーカフも適さないと感じていました。
耳の中にすっぽり収まるタイプを検討するわけですが、まずはどんなもんだろうと ダイソーで1000円ワイヤレスイヤフォンを購入して試してみました。
自分寝入る時は天井を見る体勢では寝れないので、横向くのですが、本体が少しばかり耳の外側にでているせいで存在を感じてしまいます。人によってはやや痛いと感じるかもしれません。
寝フォンとしては欠点がありました。
夜音楽を周りに迷惑かけずに入り浸りたい位の時としては、ケーブルの煩わしさもなく良いと思いますが・・・。
ということで 寝フォンを色々検討してみました。色々と口コミを見つつ、有線イヤフォンで以前購入してなかなか良かった final さんが出している ZE300 をトライすることにしました。
final さんの新作
final さんもピンからキリまで色々なワイヤレスイヤフォンを出しているのですが、小さめとして agブランドとしての COTSUBU シリーズがあり、最初それを検討していました。
そこから派生してできた ZE300 の発売日 なんと 今年の10月。
これは試さねばということで、ZE300 にしました。


まず寝フォンとして良い点を
出っ張りが少ない
airpods系だと うどん部分が邪魔になりますが、これは出っ張りがほぼありません。
耳の穴に突っ込んで、捻って溝部分に収まるように装着します。

横になって枕部分に本体が干渉することが少ないです。耳の形によっては、これでもダメな人がいるかもですが、これ以上小さなタイプはないと思います。


軽い
片耳4gしかないので、長時間付けても気にならないのは良いです。
小さく軽く 寝フォンの基本はクリアしています。

圧迫感を少なくする工夫あり
押し込む関係上、空気の逃げ場がなくなり、耳側の圧が上がり気になる人もいるかと思いますが、本体のイヤーピースを付ける根本に溝(エアーフローポートと公式では説明あり)があり、圧を低減します。
細かい点ですが、寝フォンとして設計されているんだとわかる点です。
音質は価格以上の感触
final さん自体が音質にこだわっているメーカーさんということもあり、5000円レベル以上の音質と感じました。低音は若干抑え気味に調整されていますが、寝フォンとしてはそこがちょうど良いです。
低価格のものだと音がのっぺりしていますが、これは音の広がりや奥行きを感じて、中音域が特にクリアです。
ケースも小さくカワイイ
ケースの形状は airpods Pro3 の色違い程度の形なのですが、大きさが2回りくらい小さいです。
パウダーコート加工で、少し高級感もあります。コロコロしてかわいい大きさです。

マイナス点もありましたので列挙
パウダーコートは本体には少し邪魔
イヤフォン本体と充電ケースには指紋などがつきにくいパウダーコートが採用されています。
ザラっとした質感で抵抗を感じます。
ケースは滑って落下の防止になるのですが、本体側は、横になって枕の表面との抵抗が発生して、少しズレる時がありました。本体のパウダーコートは余計かなと感じました。
見た目の質感はとても上品で良いんですけど。
タッチ操作の誤タップはほぼ必ず
本体をタップして音量の調整や再生などのコントロールが可能ですが、本体サイズがとても小さいので、耳につける時必ずといって良いほど意図しないタップが発生して、音が再生されたり、ノイキャンと外音取込みが交互に発生したりします。
タッチ無効化は可能ですが・・・・。

タッチ無効化はできるがリセットされる
タッチ無効化は、5回連続タップで可能です。
タップの間隔はかなり短いので、タタタタタ と素早く5回するのは少し難しいです。
タッチ無効化は長押しなどに割り当てて欲しかった感じ。
また一度ケースに収めると無効化がクリアされます。残念。
対応アプリがない
低価格の割り切りだと思いますが、対応アプリがありません。
音質傾向を調整するイコライザーまではいりませんが、
ノイキャンの状態や、タッチの(永続的な)無効化などがコントロールできないことにストレスを感じました。
ノイキャンはおまけ程度かな
約4万の airpods pro と比べるには酷なのは承知ですが、ノイキャンはおまけ程度かな。
寝フォンとして、少しの外部雑音(例えば幹線道路近くで窓を閉めても聞こえる車の連続的な走行音など)を低減する目的としては機能するレベルだと思います。
小さいが故に行方不明になり易い
寝フォンと使って、朝片耳の本体がどこかにいっている時もあります。
小さいので見つけにくいです。Bluetoothが繋がっていたら、大音量にして警告音的なものを再生すれば見つかるかも?

