デバイス製品の活躍の場ってのがありまして、今メインスマホは宗教上の理由などからXperia、ポケモンGoと音楽用にiPhone(妻のスマホはずっとiPhone、自分は二台持ちはじめてからiPhoneをサブで)、モバイルタブレットとしてdtab compact、お風呂用のタブレットと妻のAndroidゲーム用に Qua Tab PZ があります。
そこにデスクトップPCの前に座るまではいかないけど、ちょっとした調べ物をしたり、書き物、お絵描きをしたりする用の「サブデスクトップ」という活躍の場があります。
一昨年にSurface Pro4 を入手しました。
また去年にiPad Proが 導入され、モバイルタブレットという立場ではどうも大きすぎたため、家の大型タブレットとして12.9インチが導入された経緯があります。
このSurface Pro4 と iPad Pro 12.9 の立ち位置が世間的には非常に似ているので少し比較してみたいと思います。
ふたつの大きさと重さは、
Surface Pro4 ・・・12.3インチ 201.4mm×292.1mm×8.4mm 786g
iPad Pro4 12.9 ・・・12.9インチ 220.6 mm×305.7 mm×6.9 mm 692 g
、、、です。
スペックでほぼ同じ大きさです。
重ねてみましょう。iPad Proが一回り大きいくらいです。
重さですが、iPad Pro 2nd Genになってさらに軽くなりました。
キーボードやアクセサリ込みで考えてみます。
Surfaceはタイプカバーが非常に優秀でセットで考えるべき商品です。その重さは310g で合計すると 1.1kg になります。
iPad Pro はスマートカバーで液晶を保護するので、その重さが180g、キーボードは、SmartKeyboard がありそれが330gなのですが、私の好みではなかったので、apple Magic Keyboard を想定して、それが230gです。
合計するとやはりこちらも1.1kgになります。
正確にはSurfaceの方はマウスも持ち歩いていて、移動時の保護用にはスリーブケースを利用しているので、それを含めると1.4kgくらいでしょうか。
また、iPadの方は背面保護の目的でカバーを付けてたりするので、それを含めると1.3kgでしょうか。
1kg以上になると100gの差があまり感じられないので、持ち歩くってなるとどっちも同じくらいの「苦痛」になると思っています。
では家の中での利用としてはどうでしょうか、
使い勝手で言うと、iPadの方がすぐに利用できるというメリットが活きてきます。Windowsの起動がSSDの恩恵でいくら早くなろうが、やはりPCということで腰を据える必要があるのは対照的です。
iPad Proはスピーカーが優れているので、さっと用意してNetflixなどを見たりしていますし、ただの書き物の場合も、iPadでやることが多くなりました。
Windowsがタッチとマウスという二重UIを有している関係もあり、手軽でないというのも理由でしょうか。
しかしながらそのWindowsというデメリットが、メリットとして活きてくるのが、Windowsでないと動かないソフトと、マウスを使った方が良い場面があります。
Surface Pro4 のCore-i5 8GBメモリ版を利用しているのですが、ギリギリFF14が利用可能です。またデスクトップで利用しているPhotoshopなども利用できます。確定申告のソフトもWindowsの縛りがありますので、こちらを利用します。
次に絵描きについてですが、ペンの出来としては、性能的に同じくらいだと思います。ただしapple Pencilの方がUIと親和性が高く、アプリの対応と相まって使いやすくなっていると思います。
Surefaceでコミスタを利用しようとした時は、SurfacePenだけではどうしても描き心地がよくないというのを体験してしまったので、絵や手書き文字を書くとなるとiPad Proを使ってしまいます。
ペン自体の物理的な側面に目を向けるとsurface Penは良くできていて、充電式ならもっと良かったのですが、それでも磁石で本体にくっくつし、クリップもあり、丸くなく転がらないし、20gほどで軽いしちょうど良い大きさです。
それに対し、apple Pencil はデザイン重視で、クリップはないし、シリコンケースをつけないと転がってどっかいくし、iPadとくっつけることもできないし、重いしでかいしという、散々なものです。
iPad Pro にSurface Penくらいの良いとこ取りをしてほしいものです。
apple Pencil2に期待しましょう。
マルチタスク具合でいうと、
Windowsはウインドウをいくらでも重ねることもできるし、10のUIによってさっと2画面分割にしたりできたりしますし、タッチパッドやマウスがあることの安心感があります。
iPadは最大3ウインドウ可能ですが、左右に2画面が標準だと思います。
マルチといいながら大抵二つのことぐらいしか平行作業をしないで、どっちでも良いというのが感想です。タッチパッドやマウスを使いたい場面はSurface、タッチが煩わしくないのであれば、iPadて感じでしょうか。
総合的に、Surface Pro4 は完成された感じで、サブWindows機としては○です。iPad Proはその隙間にうまく入った、大型タブレットという位置を我が家で見いだされました。
私の場合は、もうモバイルWindows機を別途購入替えした方が幸せそうな気もします。キーボード込みで700gのものも最近登場してきましたからね。