Xperia Z2 Tablet のドコモ版 SO-05F に、lollipop が降ってきたので、au SOT21 をドコモ化したものを lollipop化しました。
そのまま、バージョンアップしてしまうとベースバンドまで上書きされてしまうので、Flashtool のXperiFirmで、23.1.B.1.197をダウンロードしておきます。
ダウンロードには、結構な時間かかるので、放置しておきましょう。
勝手にftfファイルを作成してくれるので、それをFlashtool で焼きましょう。
ベースバンドは除外(チェックを入れる)、ユーザデータやアプリデータは消去しない(チェックを外す)にしました。
初回起動に結構時間がかかるので、焦らずに待ちましょう。
アプリの最適化が終わると、lollipopのホーム画面が現れます。
ホーム画面の下段のアプリランチャーが固定になり、標準的なタブレットホーム画面になります。他も含めて、普通のロリポップ仕様になりました。
気になる電波のつかみですが、(後述しますが、もしかすると問題なかったのかもしれません)Wi-Fiをオフした時にデータ通信が起動しないような挙動でした。
通常つまりロリポップにする前は、3Gのハイスピードが有効になり、数分するとLTEが動き出すといった挙動だったのですが、ピクトに変化がありませんでした。
(ものは試しと、ベースバンドを色々焼くがどれもいまひとつ良い挙動ではなく・・・)
最終的に、au SOT21のベースバンドのみを焼くと、
一度モバイルデータを無効有効をしなくてはなりませんが、Wi-Fiをオフにしても、3G通信を自動で行うようになりました。
モバイルデータの無効有効は、再起動毎に必要かもしれません。
あと、このとき慎重にデータ通信を確かめていて気付いたのですが、
3G通信をしている場合でもピクトに変化がない(アンテナピクトのみ)ことが分かりました。5Mbpsほど出ていたので、ハイスピードになっていたと思いますが、ハイスピードを示すHマークがアンテナピクトの横に現れない状態でした。
なので、最初の状態でも実はうまくいっていたかもしれません。
しばらくするとLTEも掴み始めます。前の時より掴みが早くなったような気がしますが、気のせいかもしれません。
モバイル通信をやはり無効有効しなくてはならない場面にも遭遇しているので、不安定ですね。
再初期化してみましたが、あまり挙動に変化はありませんでした。
ロリポップにすることで、画面遷移がスムーズというかヌルヌル度が上がったようなので、ロリポップにする価値はあると思います。
前の左を上下スワイプすると通知、右を上下スワイプするとトグルスイッチが現れるUIが好きな方は、そのままでも良いかもしれません。