Microsoft Universal Foldable Keyboard をiPad で試す

Microsoft Universal Foldable Keyboard をiPad で試す

2021-12-01

「かな入力」の対応には
・キーボードのJIS配列通りに記号が入力できる
・「む」「へ」「ろ」などが正しく盤面通りに入力できる
などがあります。
iOS はかな入力に対応しているものの、キーマッピングに致命的な不具合(仕様と言うべきでしょうか)があり、一般的なBluetoothキーボードでは上記の条件には対応できていません。

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かな入力は絶対数が少なく、なかなか正確な情報を得ることは難しいのが現状ですが、今回は、Microsoft社製の Universal Foldable Keyboard (ユニバーサル フォルダブル キーボード) を iPad で試した失敗談を記していこうと思います。

事前情報で、Universal Foldable Keyboard は iOSへの対応を謳っている数少ないキーボードであることは分かっていました。
このキーボードの1世代古い Universal Mobile keyboard もiOS に対応を謳っています。
Universal Mobile keyboard についての レビューはこちら↓

Android かな入力視点 MS Bluetooth Universal Mobile キーボード レビュー
マイクロソフトのキーボードを購入しました。Microsoft Bluetooth Universal Mobile Keyboard です。 今まで、エレコム …
sketch99.blog


(Androidでの使用ですが、かな入力の視点でレビューしていますので参考にしてください。おそらくこちらもiPadではNGだと思います。)

結果的に、このキーボードでは、iPad つまり iOS ではまともにかな入力できませんでした。NGです。購入をお勧めしません。

しかしながら、キーボードとしては、軽く小さく、それでいて入力しやすいキーボードだったので、そのあたりも含めてレビューしていきたいと思います。

このキーボードの最大の特徴は、折り畳める点です。
真ん中を境に折り畳むことが可能になっており、折り畳んだ状態で売られています。

外装は防滴素材でありますので、軽く水を溢したなんて時にも安心です。
色はグレーに違い感じですかね。
素材感は安っぽくなく良い感じです。少し埃がつきやすい素材です。

折り畳んだ大きさは約15×12.5cm ほどでポケットにも収まりそうな大きさです。ちょうどCDケースくらいかな?

展開時は、約30cmの横幅になります。
キーピッチは、実寸16~17mmほどで、入力するには問題ない大きさです。
一般的なモバイルキーボードと比べて余裕があります。
キーストロークは浅めですが、打ち心地は悪くなかったです。
押した感がちゃんと伝わってくる最小限の打感があります。
打感は、surfaceのタイプカバーキーボードに似ています。

操作説明はユニーバサルな絵だけの説明ですが、

分かりやすく、簡単にペアリング、OSの切り替えができます。

マルチペアリングにも対応していて、2台まで利用可能です。

弱点は、折り畳みの機構上現れる真ん中の溝で、溝脇のキーは大きくなっていたりして変則的です。
しかしながら、右手と左手でキーボードを操作している関係上、あまり気になりませんでした。すぐに慣れました。
私は、「B」(かなだと「こ」)をたまに右手で打つ癖があり、このキーボードはこのキーボードが左側に位置していますので、最初少し違和感を感じましたが、これもやはり慣れですね。

キーの左側を見ていきましょう。

比較的標準的なキー配置だと思います。Ctrl キーは1番左下端に位置しています。
続いて、ホームキー(Windowsキー)、Alt、Fn(Cmdキー)、英数キー、スペースキーと続きます。
1段目がマルチメディアキーになっていますので、Fnキーを多用する人は、この位置だと少し使いづらいかもしれません。
Fnロックはできませんでした。

英数キーがあるので、iPad を始めとする iOSでの入力に役立ちます。
Windowsの文化で生きてきたので、あまりこの英数キーを使ってこなかったのですが(半角・全角キーを多用)、慣れるとこっちで英字を入力したほうが良いと感じました。

次に右側を見ていきましょう。

かな入力者とって鬼門であります「け」「む」「ろ」「れ」あたりキーは幅が狭くなっていますが、差は非常に少なく、慣れで全然吸収できました。
変則的なキー配置ではありません。
「カタカナ・ひらがな」キーもあります。
右側にAltキーもあります。矢印キーも少し小さめですが搭載しています。

しかしながら、iPad つまり iOS では、かな盤面通りに入力できなかったです。(「へ」「む」などが入力できない。)
iOS対応はしているものの、iOS用のキー盤面の印字が薄くされているだけで、完全にキーマップを対応させられていません。
つまり「@」を入力するのに、「2」のキーを押さなくてはなりません。

結局のところ、Microsoftをもってしても、iOSに対しては、少し気の利いたUS配列のキーボードしか発売できなかったということです。
AndroidやWindowsで利用するには、非常に魅力的な製品だと思います。
重さも180gと軽く、バッテリーを搭載しているので数ヶ月保ちますし、開くと自動的に電源が投入されるというデザインと機能性が見事に融合している製品です。

充電はMicroUSBでできます。

本当に惜しいです。このキーボードを iPad で利用したかったです。
ちなみに、iPad でかな入力される方は、素直に SmartKeyboard JIS を購入するか(iPad Pro 9.7 でもiOS11にすれば利用可能のようです)
Apple Magic Keyboard を購入してください。
くやしいですが、Apple の仕様のようです。自社製品でしか利用ができないようです。

かな入力に幸あれ。以上でございます。

追伸: 接続検証は、 iOS10.2 および iOS11 PB v2 で行いました。
今後、iOS が対応する可能性はゼロではありません。

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