以前フレンドからこれはいいよと紹介されていたヘッドセットを購入しました。
AfterShokz AEROPEX です。
初めての骨伝導デバイスだったのですが、オススメだったので、他のものと比較もせず指名買いです。
骨伝導の良いところは耳を塞がないところです。
耳からは外の音や人の声が自然に入ってきます。
最初家でペアリングして初回聴きをした時には、ふーむ こんなものかと思っていたので、少し失敗したかなぁと思ったのですが、スーパーまで行くと、スーパーの雑雑した感じは音で感じますし、店員さんの声もそのまま聞こえるのに、音楽はそれに平行な感じで聞こえて、不思議な感触を味わいました。
ちょうど脳みそに音楽が伝わっていて、それ以外を耳で聞いている感触でした。
低音が若干弱めに感じますが、音楽に支障がそんなになかったのと、骨伝導でここまで再生できるんだという驚きの方が勝ちました。
マイクもついていてオンライン会議のヘッドセットとしても使えることを確認しました。マイクがあるのでノイズキャンセルの機能も搭載しているようで。
スタバでも使ってみると、耳からはスタバの店内のジャズが聞こえて、脳みそには宇多田が流れて重なって聞こえる。このくらいの静かな場所だと骨伝導の音もしっかり聞けるし、音楽かけたまま注文もできる感じでした。
次に電車や地下鉄、バスで使ってみたのですが、こちらは惨敗かなぁ。
骨伝導自体 骨伝導用の音は出ていて、音量を大きくするとシャカシャカ音が聞こえるんですね。でまた振動もあるので、音量上げるとこめかみの所に当てている部分がブルプルと震えるんです。地下鉄のようなとてもうるさい部分ではメロディーは聞こえるけど、音楽の大部分が耳から入ってくる外音で上書きされてしまって、対抗するように音量を上げると骨伝導はするものの、震えが大きくなり不快な感触がありました。
使い所が難しいなぁという感触は持ちました。
今はソニーのノイキャンや AirpodsPro を利用しているので、電車などうるさいところはこちらの勝利になります。あと没入したいと時などはこちらですね。
喫茶店やちょっとしたお散歩などは、とても安全(背後からのトラックとか車とか自転車の雰囲気をちゃんと感じれる)だし 、
耳を塞がないので、自転車もありなのかな?(この辺は交通法の解釈によってNGとなったりと自己責任の部分になります。)
おっと 機械的なレビューをば、
耳にひっかける形でこめかみに振動部分を当て装着します。左右独立ってわけでなく固い素材で繋がっています。この後ろ襟の部分ですが、割とタイトなので、髪の長い人などは少し邪魔になるかもで装着に窮屈さを感じそうです。
自分は短髪なので自然な装着感でした。
音量のUP/DOWNは下側向きに耳の後ろ側の操作部分がありますが、慣れれば簡単に操作可能です。ただ音量UPと電源ボタンが共存しているので、電源落とすときに1ボリューム上がることが多く、独立したボタンにしてほしかった感じです。
再生や早送りなどは振動部分にあるマルチボタンで可能。この辺りのクリック感や操作方法は割と他のデバイスでも採用されているので、迷うことはなかったです。
またバッテリー残量は4段階で日本語女性の声で教えてくれます。
若干カクカクした日本語なので、英語でもいいんじゃないかなぁとは感じました。
他に接続しました、電源落ちとしますなどの操作音も声で教えてくれます。
LEDが耳裏部分にあり、充電中は赤く、充電完了で青くなります。
充電接点は、マグネット時のオリジナルの端子なのは少し残念です。
防水はIP67相当の防塵防水性能なので、スポーツの汗とか手入れ時の水などは心配不要なのですが、端子は Typecにしてほしかったです。充電の口が増えるのが嫌だなぁと、ちなみにその専用充電端子のケーブルは2本付いてきます。
家と職場に配置もできますし、一本紛失しても大丈夫という安心感はあります。
付属品ですが、本体収納用かな マグネットボタンのシリコンポーチが付いてきます。充電ケーブルは先ほども言いましたが2本付いてきます。説明書冊子、あと耳栓も付いてきます。当然ですが耳栓してもちゃんと音が聞こえます。
またデュアルデバイスやマルチポイントモードといわれる機能が備わっています。
2台同時にペアリング状態にできます。同時には無理ですが、パソコンで音声会議を待機しながらiPhoneで音楽を聴けるといった感じか。
どちらかの音声入力を感じたら切り替わるらしい。マルチペアリングよりも進んだ感じです。