Anker から去年2022年発売された スティック型のバッテリー搭載USB充電器 の 511 Power Bank ですが、最初すごく人気で、入手したのは割と最近です。
もともとデメリットとして認識はしていましたが、いざ持ち歩いてみると、その現場に遭遇して、改めてデメリット 欠点を説明します。
スティック型のバッテリー搭載USB充電器なので、充電もできるし、モバイルバッテリーとしても利用できるので利便性は良いです。
モバイルバッテリーの時は TypeC の出力にケーブルを差して利用するので、本体が細くスリムなのは利点だし問題ありませんでした。
問題が生じるのが、充電器として使う時や、パススルー充電時の時。
前者は、本体に折り込みされているプラグ部分が直角で、コンセントに差すと、本体がコンセントの下側を10cmほど占有してしまうというもの。
床に近いコンセントやテーブルに垂直に用意されたコンセントではその10cmが邪魔して使えないかもしれない。逆にも使えるので大丈夫と思えるが、後者のパススルー充電時に困り、ケーブルが干渉する(L字のケーブルだと大丈夫かもしれない)
実際喫茶店のコンセントは、水平のものも多いが、垂直型またはちょっと斜めのものもあったりした。こんな感じに。
対策として 延長コードやミニタップが利用可能。
延長コードは 100均一のもので良いが、割と重い。50gくらいだった。
スイングミニタップはコンセントの角度も変えれるので、垂直のコンセントでもこのように利用可能にできた。
ミニタップとして購入したのが、サンワサプライさんのスイングミニタップ TAP-AC8W です。重さは 30g で延長ケーブルよりは軽い。
横のコンセントにも干渉しないし、なかなか使い勝手が良かった。ただし 30gとはいえ重くなるので、だったら 充電器とモバイルバッテリーを別に持ち歩くよりそれなりに重くなってしまう。
511 とケーブル(TypeC と Lightning)と、このタップで重さを測ったら、274g もあった。少し考えもの。
割り切って使うかと思っていたら、Anker の10周年イベントで、この欠点を克服した後継機が発表された。2023年6月に発売予定である。
出力が 30Wになって ノートパソコンなども充電できるものも響く人には響く改良。
今回 511 という名前は変わらない(Anker さんの型番の付け方はちょっと異常である 512 とかにすれば良いのに・・・・)
30mmの正方形だった頭部分は 44mm☓31mm になり、底部にあったストラップがこちらに移動。
大きく変わったのがコンセントプラグの角度。折込型なのは変わらないが、コンセントに対して垂直に本体が伸びることになった。
スティック型ということで、重心の問題があるものの、10cm 以上あった長さ部分が78mmに縮んでいる。少し安定しそうだ。
残念ながら重さが185g になり 15g 重くなった。形がずんぐりむっくりになったので元のスタイリッシュさは少し抑えめになったものの、形がかわいらしくなった感じに見える。
プラグの角度改良が行われたため、前述のスイングミニタップ不要になる。
6月の発売が楽しみである。→遅れること2ヶ月 8月に発売されました
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
以上