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YAS-109 を欲した理由
いろんな理由で、スピーカーになるもののと、プロジェクタのサウンドバーを検討していて、パススルーできる、つまり HDMI ARC だけの出力だけでなくて、HDMI入力もあるものを探していた。
我が家の事情(読み飛ばしてくださいw)
プロジェクタは これを利用していて、
音については、h.ear go(SRS-HG1)を利用していた。
いつもは電源につないで bultin chromecast で音楽を転送して利用して、プロジェクタの時だけバッテリー駆動をさせて bluetooth で音を飛ばしていた。
h.ear go(SRS-HG1)自身、割と良い音を出すのだが、本体の大きさと機能を備えていないので、2ch スピーカーに過ぎず、1時間半くらいすると たまに 音が全く出なくなることが頻発してしまい、映画だとちょうど良いところでダメになりストレスだった。
PCのスピーカーの方は、ゼルダのティアキンをやるのに、仕事部屋にも switch の充電台を置いて出力しようと思い立ち、HDMI がすでに別の機器で埋まっている関係で、DVIをHDMIに変換して接続しているため音が出ないのと、モニターのスピーカーだとしょぼいので、今まで PC で利用していたスピーカーを オーディオケーブルで接続して利用することにした。
PC接続に必要なもの
まずは PCのサウンドバーで探すことに、あまりない。ほとんどが テレビ向けで、PC接続しているケースが少ないのである。というのも PCモニターはほとんどが ARC や eARC に対応しているものが少なくて、ケーブル一本という訳にはいかないのでした。
なので入力系が必要になるのですが、光デジタルケーブルも TVや他のオーディオ機器にはあることが多いが、パソコンには搭載されていることがほとんどない。
USBからの変換を購入かと思ったが、パソコンからHDMIで出力し、サウンドバーにHDMI入力して、拡張ディスプレイ(または複製ディスプレイ)にすることでうまくいくことを知り、HDMI入力のサウンドバーを探した。
最近のサウンドバー事情
サウンドバーの市場が普及期を過ぎて成熟期に入っているため、コスト削減をして、まだ入手していない層に簡単にテレビの音を良くしませんか?と手軽さアピールするエントリーモデルと、さらに音を追求しませんか?と10万円以上する高級機の二極化が進んでいるような気がする。
エントリー機は、あくまでテレビとケーブル一本で接続することでコスト削減とエントリー層への訴求をしているため、HDMI入力は省かれていることが多かった。
まずプチ信者の ソニーで探すが、今のエントリーレベルではHDMI入力が省かれていた。(というか、エントリーゾーンがなく、HT-X8500は入力はあるが、少し高い)
次ヤマハを調べたが、YAS-109 の後継機と言われている SR-B20A にはHDMI入力が省かれていた。
幅が60cm とPCモニターのサイズ感に合う SR-C20A もあるが、HDMI入力はなかった。
PC接続しているブログもあったが、アナログ入力であった。
ヤマハ YAS-109 を検討する
昔サウンドバーを検討した際に、記憶していたのがきっかけで、 YAS-109を調べてみた、
もちろんすでに生産は終了しているものの、市場に在庫が少しはあるようで、高騰もしておらず、入手可能と分かった。
YAS-109が記憶に残っていたのが、擬似3Dサラウンド機能の良さであった。
ウーファー付きのサウンドバーであるので、音としては 2.1ch であるのだが、壁などの反射音を計算して擬似的に 音に包み込まれているようなサラウンド感を出すことが可能なようで、当時のレビューでは絶賛されていた。YAS-107から搭載されていたようで、その最終進化が YAS-109 だった。
また YAS-109 には珍しく 4kのパススルーが備わっており、ということはHDMI入力があることを意味した。
3Dサラウンド、パススルー、HDMI入力 これを今のサウンドバー市場で探すとなかなかエントリー機の値段ではないのでした。
PCとの接続の仕方と注意点
PCの接続の仕方ですが、グラボのHDMI出力からサウンドバーのHDMI入力にケーブルを挿すだけ。
PCとモニターは自分は DisplayPort を利用しているのだが、モニター1がそのDP接続、モニター2がサウンドバーとなる。画面はないのだが、あるものとして扱う。
モニターを複製の場合は、基本低い方に合わさるので、架空のYas-109サウンドバーの低い解像度になってしまう。ウルトラワイドを利用しているので拡張モードで設定した。
拡張の注意点として2点あります。
その1「拡張分も合わせた解像度が出せる能力がグラフィックボードに備わっていること」
自分の利用している MSI RTX2060 SUPER は 4kを2枚くらいは出せるのでクリアしていました。
その2「拡張なのでマウスカーソルが移動してしまうこと」
マウスが迷子になるので、ギリギリの対角線、自分の好みとして右上に配置しました。
マウス迷子前提で、真横とか真上とかでも良いかもしれません。すぐに戻せますしね。
「モニター2のHDMIサウンドを有効にし忘れないこと」・・・も注意かな
でないと音でないって焦ります。自動的に認識して有効になるとは思いますが、音でなかったらモニター2 の HDMIオーディオを有効にしてあげてください。
PCでネトフリを再生してみましたが、なかなか良い音でした。
音の具合と設置については こちら↓(2023/6/25投稿)
プロジェクタとの接続の仕方(FireTvとかChromecast with Google TV)
Chromecast with Google TV を利用していました。
前までは プロジェクタに直に挿していましたが、今回は サウンドバーのHDMI入力に、パススルーされるので HDMI ARC 出力にプロジェクタを接続します。
これだけ。
FIreTVとかも同じだと思います。
移動可能な大きさであり設定も消えない(基本レビュー部分から再掲)
今回通常は PC接続して利用して、たまに寝室で利用するプロジェクタにも接続(Chromecast with Google TV をパススルーで接続)しますので、移動させる必要があります。4kg以下なので女性でも移動可能な重さです。
コンセントを抜くと設定が消える機器がたまにありますが、移動させて利用しましたが、Wi-Fiの設定も消えないし、各種設定(サラウンドやウーファーの音量など)は残っていました。
ただ再起動する関係で、Alexaを使わないで設定していたマイクミュートは解除されました。
電源はアダプタなどなくコードのみでメガネ型の汎用的なコード(基本レビュー部分から再掲)
テレビとかは本体のサイズを薄くするために外に大きなアダプタがあったりしますが、本機は電源コードのみです。嬉しいですね。さらに本体との接続部は、メガネ型の汎用性ある規格なので、短くしたり長くしたり可能です。移動して利用する関係で、もう一本電源コードを用意していますが、ヤマハから購入しなくてもAmazonやヨドバシで購入可能です。
海外でも利用できるように 本機付属の純正のケーブルは高めの電圧にも対応するものでした。
市販されているものは電圧の上限が低めだったりするので日本以外で利用する場合は注意ください。