FF14 新生 10周年に寄せて

FF14 新生 10周年に寄せて

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ファイナルファンタジーXIVが 2023/8/27 に10周年を迎えました。
FF14は、ファイナルファンタジーXI以来2作目のMMORPGであり、2010/9/30 に正式サービスを開始しました。
自分はこの初期版(通称根性版)から開始したので、13周年でもあります。

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根性版は、様々な問題からその年の12月には 社長の謝罪から開発陣の刷新が発表され、改善などが少しづつ行われ、2011/10 に 今では定番となっているプロデューサーレーターライブ PLL が開始されました。
新生版のコンセプトなどをユーザーの声を聞きなから小出しではあるものの、提供し始めたあたりで、良い方向に向かうんじゃないかという熱量を感じることになりました。

実際並行で行われた根性版の方のバージョンアップも、戦闘にテンポが生まれ、インスタントダンジョンや蛮神との戦闘などもあり、割と遊べるようになっていた。

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ただ根性版のベースの部分が今後の拡張に耐えれるものではないため、根性版は根本から捨てられることになり、世界崩壊のストーリー 第七霊災 の開始と共に サーバー停止を迎える。

このメテオ計劃は帝国のネールが主導していたわけだけれども、月の人工衛星ダラガブが真紅に光だし、徐々に落下していくことによる見た目の変化など、約1年を通して演出された。
実際にネールとの戦闘も行われたし、このネールの計画を阻むというストーリーが根性版の終盤の話であったと思う。
ネールを倒しても、もう時はすでに遅しで、落下は避けられなくなり、本来モンスターがいないはずの街の中までモンスターで溢れる演出もされ、サーバ停止1週間前は、お祭り騒ぎだった。
新生のオープニングムービーであるメテオが落ちる直前、そこから現れたのはかつてアラグ時代に封印されたバハムートで、それをエオルゼア12神の力で止めようとした アルフィノ達の祖父であるルイゾワ爺の時空魔法によって光の戦士達は第七霊災が落ち着いた世界へと飛ばされて新生版が始まるというストーリーである。
その後ルイゾワ爺は自らを依代として蛮神フェニックスとなり・・・(レイドバハムートを進めてください)

レイドが零式と通常と分かれていなかった Ver2.0 時代、コンテンツ不足から、今と異なりインスタントダンジョンも高難易度で油断ができない仕掛けが所々にあり、Ver3.0 あたりで整理されはじめた攻撃の種類のマーキングも不統一で、ゴチャゴチャしていた時代。
自分の思い出が詰まっているのがこの時代かなぁ。のめり込んでいた時代。

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その後のイシュガルド、リベレーター、ヴィランズ、フィナーレと盛り上がっていく感触はもちろん感じていたものの、いわゆるライト勢になってしまっていました。
でもですよライト勢はライト勢なりの楽しみ方があり、零式や絶に挑むようなヘビー勢にも、稀に見るPvPのコンテンツも充実していて(吉Pが PvP好きだから妥協がない)間口の広さが FF14 のいいところかな。

今ではIDは相当な数もありますし、拡張毎に新しいタイプのダンジョンもあり、最初は無理と言われていた Ver2.0 エリアの飛行も可能になり、Ver2.0 の導線も整理されているのでどんどん遊びやすくなってきていますね。

東京ゲームショウで吉Pと話した時も、時間の許す限りユーザとの対話から何が優先事項なのかをアンテナを貼り、できない仕様も、こうこうこういう理由でできないと丁寧に説明する辺りは吉Pがプロデューサー兼ディレクターだから成せる技なのだと思います。
吉Pのこだわり、裏にある今まで積み上げてきたもの、考え方が分かる こちらの書籍は良いです。

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10年後が楽しみです。

今後 10年でグラフィックも良くしていくこと。
根性版は景色だけは綺麗だった。同じマップが続く 黒衣の森もカット切り出せば コピーマップとは気づかれないし、第七霊災で雪原になってしまったクルザス高原の青々したさわやかさ、トンネル状の影から光のある所に出る時の輝きで目が眩む演出。
新生は公約通りの PS3 で動くことを重視して、見栄えが比較的良いが軽い景色をうまく作っていた。
PS3 はもう切り捨てられているが、PS4 と来て 今は PS5 である。

異常なまでに性能を要求した根性版からは 13年経っているので、グラフィックボードの性能は格段に違う。
ゲームをちゃんと楽しめることを最優先にしてきた新生版が、徐々に余裕が出てきて、そういうところにもテコを入れていくのだろう。
ファイナルファンタジーの過去作をうまく取り込み、独自の世界観も維持してきたストーリーも、新展開が始まる。

10年後が楽しみです。2度言う。