クラウドファンディング 流行った時に 今の MOFT に支援したきり、気にかけてなかったのですが、日本語で使いやすい きびだんご Kibidango で 良さげな支援募集がありましたので、約1年前に参加しました。
製作者さんのページ↓
そのあと、あまり活動報告がないまま 予定していた時期を過ぎて、遅延の報告があり、そこから1ヶ月毎くらいに遅れる理由などを報告頂き、やっとリターンのものが届きました。
ADAMON 65W という名前で 最近どの充電アダプタ使っている 窒化ガリウム GaN を使わず 基盤の工夫などで小型化に成功したアダプタです。
iPhone 13 mini と並べるとこんな感じ。
さて他の充電アダプタと比べてどのくらい小さいかと言うと
30mm x 26.5mm x 58mm なので、表面だと Anker PowerPort III Nano 20W とほぼ同じだ。
ちょうど Nano 20W が2個分くらいの大きさである。
そして驚きなのが重さが 約70g (公式では 75g だが実機測定すると さらに軽い)
Anker Nano II 45W と比較するとこんな感じ 重さがほぼ同じである
(同出力の Nano II 65W だと 112g と重くさらに一回り大きい)
ほぼ同出力の Ravpower RP-PC112 と比較するとこんな感じ。
こちらも 110g あるので 本製品の軽さが際立つ。
また 形が細長の直方体なので 前後左右のコンセント干渉が起きにくい。
ケーブル接続時の自重による抜けはあるかもしれないが、この長さ程度だとそんなに気にするほどでもないと思われる。
出力面を見てみると まずiPhoneから (Lightning 変換アダプタ経由)
10分間隔計測で、
5%→ 31%→ 45%→ 60%→ 73%→ 80%→ 86%
PD曲線を描き、30分で半分以上。W数も最初は13〜15Wで後半は5Wほどに落ちちゃんと制御されていた。
Android Xperia 5 iii では
10分間隔計測で、
10%→ 25%→ 40%→ 55%→ 66%→ 76%→ 83% → 86%→ 88% → 94%
こちらも15Wで PD曲線。後半 10W、7W、5W とちゃんと制御されていました。
次に高出力が要求されるパソコン 手持ち Mac Book とかだと良いのですが、Surface Pro8 で計測。
純正のアタダプタは 60W です。
50W〜55Wで高出力も問題なしです。
念の為 61W対応の Ravpower RP-PC112 でも同程度でした。
折り畳みプラグなのも良いですね。1ポートですが、2ポートだと制御が加算されるので、1ポートだからこのサイズに収まったのかもと思っています。温度上昇も、ほんのり熱くなる程度でした。
充電鳴き(音鳴り) が低出力時にあります。(という報告と、その音無しにするためには特許の壁があったとの弁解あり)
PSE もきちんと取得していますので、大丈夫だと思うのですが(製作者さんには申し訳ないのですが、一応の事故も考慮して)、
常時利用ではなく、その軽量を見込んで Surface Pro8 移動時用の持ち運び充電アダプタにすることにしました。
出来は良い(届いて見て一言目がちっちゃ)ので、市販されて、よりブラッシュアップされるといいですね。
久しぶりのクラファン支援体験でした。