iPad で オリマウス OriMouse を使ってみたら イマイチだった

iPad で オリマウス OriMouse を使ってみたら イマイチだった

2024-01-23
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クラファンの達成率の凄さ

Instagram を見ていると 宣伝が挟まるので、あるCMの動画を見ていたら、クラウドファンディング で募集している オリマウス OriMouse のものだった。

一回見た時はふーんだったが、一回見てしまったので Instagramの広告が毎回それになってしまい、面白そうなマウスだなぁ と思って 応援してみるかと思ったら先日クローズしていた。

7000万円のサポートを達成していて、脅威の 13898% の達成率。

欧米先行販売で多数の有名メディアに取り上げられ、大注目の『折り紙式クラフトマウスOriMouse(オリマウス)』がついにMakuakeにて日本初上陸! ※正規ル…
www.makuake.com

なんかクローズしていると思うと 物欲が優ってきて フリマサイトに出回っていたものを入手してしまった。

特徴のおさらい

面白いプロダクトであるので、

  • 薄い
  • 薄い
  • ギミックが良い

あたりの絶賛の声のレビューが多いのだが、前提として「マウスを持って行くか迷った時に苦なく持ち歩けるので、そういう場面では・・・ 」があるようにうっすらと感じた。

「うっすらと感じた」と付けたのは PRなのかな 提供元から貸し出しを受けていたりして、アピールポイントを再確認する動画やレビューが多かったからです。

薄いはこれくらい センサー部分が 1.4cm でその他の多くが 0.5cm

軽いは約37g

ギミックとしては、スッと横から圧をかけると広がっていた部分が折り組み上がって、磁石が仕込まれているので吸い付くように組み上がります。そして磁石がくっつくと同時に電源がオンになります。

オリマウス の ギミック。好きです。機能美があります。
この辺りは MS の アークタッチマウス や Dell のトラベル マウス MS700 あたりで使う時の動作で自然に電源が入るというスタイルで非常に気に入っているので、OriMouse のペラペラな状態からマウス状になるトラスフォーム機能は非常に素晴らしいと思います。

iPad のお供としてのマウス

私としては、iPad で利用できるモバイルマウスという視点でレビューしたいと思います。
iPad にマウスという選択は、最初否定的でしたが、iPad mini6 でブログを更新する際に、タッチだけでは心許ないことからを発端に、マウスを使い始めたら、最近のiPadOSではかなり最適化されていて便利になっていた。

色々とマウスを試したわけですが・・・・

iPad OS 15 になってマウス操作が思った以上に快適になっていたので 複数のマウスを試してみた
かつてiPadOS 13.4で、他の人には待望だったマウスとトラックパッドに対応し、Bluetoothマウスを初めとする各種マウスよる操作が可能になっていました…
sketch99.blog

こっちに少し浮気してみたりとか・・・

サンワサプライさんの 超小型マウス SLIMO 残念ながら不採用(カタログスペックでは分からないという話)
サンワサプライさんから薄型や小型マウスというと、マイクロソフトの Arc Mouse の劣化コピーであるマウスを気にしたことがありました。昔の Arc Mous…
sketch99.blog

して最終的に利用しているのが logi の M350 というマウスです。

logicool  Pebble SE-M350 レビュー iPad OS のお供に
今回 iPad OS でどうしてもブログの投稿がマウスなしではしづらく、色々とマウスを試すことにしました。 マイクロソフトのArc touch Mouse が候…
sketch99.blog

オリマウス OriMouse と比較もしながらいきます。

logicool Pebble SE-M350

デメリットその1 : 私には大き過ぎた

フルマウスの形状を理想として設計されたようなので、大きいです。
変形した前後のサイズを計りましたので参考にしてください。
変形後は縦が11.5cm 横が7.5cm で高さが 約3cm くらいです。

iPhone 13mini と比較するとこの位

Mac 用の Magic Keyboard との比較はこんな感じ

logi の M350 との比較はこんな感じ

マウスの持ち方にもよると思います。もともと小さなマウスでも平気なので、ツマミ持ちなんですが それが合わなかったのかも。
覆い被さるような持ち方だと良いかもしれません。

デメリットその2 : 仮想ホイールがカクカク

左右のクリック部分は、薄いながらも物理的なカチッとしたクリック感があるので問題ないのですが、ホイール部分は、タッチセンサーを使った仮想ホイール。
指をスライドさせると反応するのですが、iPad ではカクカク
でした。
一生懸命やってこんな感じの動きです↓

ホイール以外は普通のマウスなのは評価なのですが、ホイールだけがダメでした。
iPad 以外 だと色々とマウスのカスタマイズがOS側でできるのと、レビューを見る限り Mac や Windows では まともに使える評価だったので iPad だけ NGなのかもしれません。

デメリットその3 : 充電が USB A 端子に限られる(ようだ)

5mmの薄さギリギリのバッテリーとそれを充電する TypeC のコネクタがあります。
TypeC の モバイルバッテリーからの充電NG
TypeC の PD対応のアダプタからの充電 NG
iPad mini からのお裾分け充電 NG

・・・でした。
説明書にはほぼ充電のことが書いてないので、不良品かなと思って、昔のiPhone に付属していた5W のUSB A のアダプタを使ったら充電が開始され 唯一あるLEDが赤く点滅しまして充電が開始されました。
他 急速充電対応とあったので 昔の iPad に付属していた 12W の USB A のアダプタもOK でした。
割と充電環境が TypeC – TypeC になっている方も多いと思うので ご注意を。

総合評価

オリマウス OriMouse は iPad ではお勧めしません。これよりは重くなりますが、ロジクール の Pebble M350 または 第二世代の M350s をお勧めします。ちなみに重さは 76〜77g です。

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