通常外では apple airpods Pro2 、
冬の時は SONY WH-1000XM5 を使っていますが、
特に airpods を充電台に置きっ放しにした時などの非常用として final の E2000c を使っています。
鞄が、トートの時もあるし、リュックの時もあるし、なので、final さんのイヤフォンをもう一つ忍ばせておこうと思い、見ていたら、E500 が安価なので、普段使いできるか試したいと思いました。
E500 は バイノーラル用です。
バイノーラル は 立体音響技術の一つで、VRなどの音源録音に使われたりして、人間の両耳で聞いている音を忠実に録音する技法のことのようです。
その前に final Eシリーズのイヤフォン(他のシリーズもあるかもですが)について E2000 も E500 も特徴は一緒なので、復習。
目次
1.耳に密に挿入できるので遮音性が良い
ノイズキャンセルなどで慣れていると、普通の有線イヤフォンだと周りの音が気になってしかたなかったのですが、このシリーズは、耳に押し込む感じで、外側のシリコンが柔らかく、軸部分のシリコンが比較的硬くなっているので、イヤーピースを適切に選べば、耳壁に密着して、音も鼓膜に直接届く感じになるので、ノイキャンがなくて小さい音でもかなりの遮音性があります。
2.イヤーピースの工夫があり左右がわかりやすい
イヤーピースの内側が赤紫系のものと灰色系のものに分かれています。
ソニーなんかは右側が赤ですよね。それに慣れていると色が付いていると便利です。
final では 左が赤紫系のものになっていました。色だけが異なるだけで構造は変わらないので、ソニー方式に慣れていれば、右を赤紫系にするのもいいと思います。
一応、耳側のドライバーユニット部分に LとRが印字されているのですが、凸凹だけの加工だけなのでわかりづらいです。
3.イヤーピースが5種類付いてくる
LL、L、M、S、SS と5種類付属します。2で書いたように色が内側についてますが、サイズ別でも濃淡が異なっているので、わかり易くできています。
通常だと3種類が普通ですが、5サイズ分あると合わせやすいですよね。
4.カラミ防止用にまとめ帯部品がある
有線イヤフォンは、プラグ側から耳側に進むと Y字に分かれていると思うのですが、Y字部分をまとめる帯部品があります。このあたりはよほど廉価版でないと付いているものですが、便利ですよね。
ちなみに、Y字左右のバランスは、同じ長さで、私のように片方を首に回す人は長さがギリギリです。
さて、バイノーラル用というこれを普通のステレオ音源を聞いてみました。
ドライバーユニットは E2000と同様の6.4mm直径のものを使っているので、音圧の具合は一緒なのかな。ただ少し中音域から高音域がはっきり聞こえる感じですね。
E2000とE500を交代で使うと違いがはっきりでした。
普通の音源で普段使いする場合は、イコライザーで調整してってのもギリギリありかも位の感触でした。
最初は持ち物のカバンごとに用意しようとしていた予備用有線イヤフォンも、airpods を入れている腰のミニポーチの中に入れておけばひとつで済むなと気づいたので、このE500はメルカリされました。
以上 final E500 のレビューでした。