ソフトバンク Lenovo TAB4 701LV の白ロムを入手したのでレビュー とAntutuスコア、音の良さと充電トラブルなど まとめ記事

ソフトバンク Lenovo TAB4 701LV の白ロムを入手したのでレビュー とAntutuスコア、音の良さと充電トラブルなど まとめ記事

2021-12-15
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白ロム入手 ファーストインプレッション

Qua Tab PZ が少し物足りなくなったので、新しいタブレットを探していました。

PZ のCPUは Snapdragon 617 (MSM8952)で、Antutuで3万点くらいで、今だとエントリーレベルのものになってしまい、少しもたつくようになってきました。
ので、これより良く、コスパの優れたものをCPUから商品を選んでいこうと思いました。

着目したのが、Snapdragon 625です。
大方Antutuで6万ほどの点数を出しているので合格です。
Snapdragon 625は、LTEモデルがあるものが MSM8953 という型番、モデムなしつまりWi-Fiモデルに搭載されるのが APQ8053 という型番のようです。

この625を搭載しているタブレットは2017年に登場していて、LTE版は後半または明けて2018年の春までに出ています。
候補になったのは、以下の機種
・au Qua Tab QZ10 KYT33(中身京セラ)
・Lenovo TAB4 10 Plus ZA2M0085JP(Wi-Fiモデル)
・Lenovo TAB4 10 Plus ZA2R0158JP(LTEモデル)
・ソフトバンク Tab4 701LV(中身 Lenovo)
・ワイモバイル Tab4 702LV(中身 Lenovo)
・NEC LAVIE Tab TE510/HAW

ここでややこしいのがLenovo のTab4という製品群。
Wi-Fi版の Tab4 無印のCPUは625 ではないです。plusがついているものが搭載しているモデルです。
しかしキャリア版のTab4は625を積んでいます。
そしてさらに紛らわしいことに、前者Wi-Fi版は「防水ではなく」、後者キャリア版は「防水である」ということです。
選択肢としてお風呂で使える10インチタブレットを探していたので、tab4 plus は選択肢から消えました。
また同様にNEC LAVIE Tab TE510/HAW も脱落します。

最初は、Qua Tab QZ10を狙っていたのですが、あんまり数が出回っておらず、白ロムの価格も25000円ほど。
ソフトバンク Tab4 701LVが15000円ほどで入手できたので、飛びついてしまいました。

さてレビューですが、
最初に感じたのがベゼル太っ!でした。
今まで利用していたPZが割と細い上下ベゼルだったので、相対的な印象がそうなってしまうのも仕方ないのですが・・・。

でもスマホと違ってベゼルがあまり気にならないと思うので、最近慣れてきました。縦横の比が割と整って美しく見えるという印象をもつようになりました。(思いこみ)
あと今回はブラックタイプを選んだので、消灯した時の一体感もあるので良しとしましょう。

画面はスゴくギラギラしています。
アンチグレアシートをオススメします。

裏面もマットではなく鏡面仕上げなので指紋がスゴく目立ちます。まあ裏なんて見ないのでわりとどうでも良いですけど。

電源ボタン付近の感じ。ボタンが凸凹していて大きいので好印象。

SIMトレイとmicroSD カードトレイは一体型。唯一のトレイになるので、防水を期待するときは、ここはしっかり閉まっていることを確認して利用しましょう。

充電端子は、今時には珍しいMicroUSBです。
もうTypeCに乗り換える気まんまだったので、肩すかしをくらいしました。濡れたまま充電にはご注意ください。

もうクラウドと仲良くなっているので、ローカルストレージが16GBでも全然かまわないのですが、初期ストレージの空き容量は10GBほどです。
他のタブレットよりも割とコンパクトに出来ているようです。

ソフトバンクのアプリなどがインストールされていますが、8割ほどはアンインストールまたは無効化可能です。
割と素のAndroidに近く、ホームはlenovo製のものですが、シンプルなホームランチャーです。

イヤフォン端子もありまして、付属品にアンテナケーブルがありますので、イヤフォン端子に接続して、フルセグを楽しめます。
ケーブルがないとほぼ受信できませんでした。
自分はtorneなどがあるので、そっと箱にしまいました。

続いて、Antutuのベンチマークの結果や、torne、Netflix、Readertore の使い勝手などをレビューしていきたいと思います。

ソフトバンク Lenovo TAB4 701LV の Antutuスコアとスペックなど

買い換え前は Qua Tab PZ を利用していました。617を搭載していてAntutuスコアは30000点位でした。少しもたつく時が多くなったのが今回の購入動機にもなっています。

では701LV のAntutu スコアというと、77000点でした。
期待通りです。CPUのマルチコアの点数が割と優秀です。
CPU 39155
GPU 12599
UX 20593
MEM 5002
GPUは弱めなのですが、自分は3Dゲームをやるわけではないので特に不自由がありません。
PZと比べるとキビキビとした動きになったので満足しています。
同じCPUを搭載している Qua Tab QZ10 あたりも同じくらいだと思うので、ミッドレンジの防水10インチタブをお探しの方にはオススメ。

本機のメモリは、最近では珍しくなった2GBです。
初期状態で1.6GBほど消費しているので、余裕はないですが、タブレットであまりマルチタスクで動作させて困るというシチュエーションがないので、2GBでも満足しています。
QZ10など他のライバル機は、4GBないし3GBを搭載しているのでスペック上は見劣りします。今のところは不自由していません。

ローカルROMも他のライバル機が32GB搭載するようになったので、16GBというのは見劣りするスペックです。Androidなのである程度はSDカードに逃がすことができますが、ゲームをたくさんするような方は注意です。
初期状態で9GBの空き容量があるので、割とコンパクトに仕上がっています。
自分はもうローカルに保存するデータがほとんどなくクラウドに移行しているので、このROM容量でも満足しています。
(PZ では空き容量が残り1GBだったのですが、今回は同じアプリを入れ直しているのに、全然余裕です)

スペック的にはライバル機からすると見劣りする部分がありますが、最低限のスペックは有しているのと、CPUの625のおかげで動作もキビキビしていて全体的に満足している次第です。

以上

Lenovo TAB4 701LV は音が結構良い Netflix や torne の動作チェック

さてPZで不満だったのはCPUだけではありませんでした。防水タブレットの宿命でスピーカーが貧弱だったんです。
裏面の両サイドにスピーカーがあるので、両端を握ったり、背面を塞いだ状態だと非常に音が悪かったんです。
最初はこんなものかなと思っていたのですが、iPad Proなどと比べると雲泥の差で防水だから仕方ないのかなぁと思っていました。

本機の評価は、音すごく良いです。4スピーカーのiPad Proには負けますが、こちは防水タブレットなのにこの音出しているのが凄いって印象。

2スピーカーで、DOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)に対応しているようで、スピーカーの音が臨場感たっぷりになります。
自分はNetflixで利用するので、モードを映画館にしています。
人の声も聞こえやすいし、サラウンド効果もあるので、満足しています。

そのネトフリの使い勝手ですが、カクカクすることもなく、動作も問題ありませんでした。
Androidのタブレットの縦横比は映像を見るのにちょうどいいですよね。
上下の黒帯は最小限です。

Sony torneの動作も全く問題なしです。
HD画質でのビデオ再生やテレビ視聴でも問題ありませんでした。

またリビングでネトフリを見るときは、Chromecast(クロームキャスト)にキャストするのですが、問題なくキャストできました。

ついでに SONY ReaderStoreの動作ですが、最近はアプリでよりブラウザで見ることがほとんどなので、ブラウザでの表示の具合ですが、縦横比の問題で、少し小さめに写ります。
特にタブレットを横にして見開きにした時は、ブラウザのタブとアドレス部分で一回り小さくなってしまいますね。
見開きでも十分に文字を追えるので、見開きで見る場合は、アプリの方が良いかもしれません。

以上 映像関連のレビューでした。音が良く買い換えに非常に満足しています。

ソフトバンク Lenovo TAB4 701LV の SIMなしでの運用について

もともとWi-Fiでの運用を前提で購入していたのですが、SIMがない状態での挙動などを報告します。
まずは、適当なドコモなどのSIMを挿入した時の挙動ですが、SIMロックがかかっているので、解除コードの入力画面になります。
スキップはできる仕様なので、SIMが無効な状態で起動はできます。
アンテナには×はつきませんが、クイック設定パネルの設定アイコンの横に「有効なUSIMを挿入してください」とメッセージが流れ続けます。

アンテナアイコンを無効にする方法もないので、Wi-Fi運用する時には気になるといえば気になりますが、最小限の主張に留まっています。

SIMなしの状態で、フルセグなどの起動は問題無しでした。
そのほか動作も問題になるところが見つかりませんでした。

しかし、唯一SIMがないとできないのがシステムアップデートです。
今まで、ドコモやauの白ロムを入手してきた時には壁にならなかったところですが、ソフトバンクでは塞がれているようです。

試しに、解約済みのソフトバンクSIM(iPhone6で利用していた)を挿入しましたが、有効なSIMとは認識されなかったので、NG。
契約しているがモバイル通信の契約がないソフトバンクのガラホに付帯してきたSIMでもNGでした。後者はガラホといえどAndroidなので、いけると思ったのですが、通信会社の選択でソフトバンクを明示的に選択してもアンテナが立つこともなく無効なSIMとしてエラーを吐きました。

興味がでたので、非公式なSIMロックを解除を試してみて、挙動が変わるかテストする予定です。

ソフトバンクはあまりAndroidの保守に力を入れていないので、どうせアップデートもたぶん1年後くらいに1回あればいい方かなぁと思うので、そのあたりを気にされないのであれば、Wi-Fi運用でも全然問題ないタブレットです。

以上

ソフトバンク Lenovo Tab4 701LV のアップデート用に解約済みSIMを準備する

ソフトバンク製なので、SIM関係が複雑でした。
auやドコモと異なり、ソフトバンクの仕様だと思うのですが、有効なSIMが挿入されていないとシステムアップデートができません。

ソフトバンクのガラホのSIMを持っていたので、それを挿入しましたがNG、iPhoneに挿さっていた解約済みのSIMも無効でした。

アップデート用に解約済み Android用SIMをメルカリで入手しまして挿入したら、なんとか無効なSIMである注意が出なくなりました。

あと最近ワイモバイルのSIMも入手したので、試してみましたが、SIMのキャリアが異なる旨が出てSIMロック解除の番号入力画面になってしまいました。
割とワイモバイルのSIMでなんとかなると思っていたので、少し意外。
701LVでなくワイモバ仕様の702LVにすればよかったかな。

とりあえず、解約済みのソフトバンクのAndroidのSIMでアップデートできそうなのですが、まだアップデートは配信されていないので、エラーになっていしまいます。
ソフトバンクのAndroidは特にアップデートは割りと放置されがちなので、あまり期待していないのですけどね・・・・。

ソフトバンク Lenovo TAB4 701LV の充電には 2Aのアダプタが必要

付属するのはアンテナケーブルのみで、充電器などは自分で用意する必要があります。
家にはいくつもの充電器がありますから、特に気にしてなかったのですが、仕事部屋にて充電ができないよーと妻から訴えがありました。
またケーブルの断線かなぁとかアダプタの故障かなと思って切り分けを行いました。
他のAndroidタブレットを充電して見ると、充電できたので、どうやらこのタブレットは充電環境を選びそうだって気が付きました。

アダプタを2Aのものに変えてみましたが、NGでした。
ケーブルも疑って色々と試して見ると、うまくいく組み合わせが見つかりました。
ケーブルは、Chromecast Audio に付属していたケーブルなのですが、どうやらこいつが一番悪いようです。
電流計で測って見ると、2Aのアダプタでも、0.2Aしか流れていなかったのでした。
ケーブルをAnkerのケーブルに変えて、アダプタを2Aのものにしてやっと充電できました。
iPhoneに付属している1A(5W)のものではNGで、iPadに付属する2A(12Wまたは10W)のものでOKでした。

もしこのタブレットでうまく充電できてない現象に遭遇しましたら、ケーブルとアダプタを見直して見てください。

以上 Lenovo Tab4 701LV の充電トラブルでしたー