HAGLOFS(ホグロフス) を愛用しています。一昨年 日本からの撤退で、入手がしづらくなりましたが、新しい代理店が決まり再進出したものの、取り扱い店がまだ絞られています。
以前は TIGHT rugged 15l を利用してきまして、最初同じ容量の Corker 15 を使い始めましたが、どうも小さく、評価的に女性向きだなと判断し、新しく Corker Large に乗り換えました。
Corker Large は Corker シリーズの 20 とほぼ同等だと思います。
大きさは 20l で、高さが50cm (本体は45cm)ほどありますので、Corker 15 より一回り大きいです。
Corler の最大の特徴である 横からのアクセスとワイヤー入りで形状が安定しているのは同じです。
背面を比べると、 Corker 15 は メッシュ加工でしたが、Large の方はウレタン素材です。
ワイヤーの具合と各ストラップのおかげで、よほど大荷物でないと背中の密着が少ないので、この背中素材でも蒸れにくいと思います。中心には ホグロフスのロゴマーク の H の凹みがあります。
ショルダーハーネスも 15 と比べると、肩へのクッション材は変わらずですが、大きく長くできています。
ハーネスにつながる各ストラップ部分も異なります。
チェストストラップは 15 と違い固定ですが適切な位置にくるようにできていました。
片方は伸縮素材のベルトで、15 は サイドリリースバックル でしたが、こちらは 引っ掛けるだけのタイプのものです。リリースがしやすいので自分としては こっちのが好みです。
ウェストストラップは、根元側がサイドリリースバックル になっていて、取り外しが可能です。
重い荷物を背負う場合は、ウェストストラップがあるとだいぶ変わりますが、タウンユースだと少し過剰なのでありがたい仕様です。
中心での固定もサイドリリースバックル です。
外して中のポケットに入れて、必要に応じて使い分けることにしています。
15 の収納はかなり限られていましたが、こちらは豊富です。
両側に、ポケットがあり、外側素材は伸縮するものなので、ペットボトルや傘などもしっかりホールドしてくれます。
正面(ロゴがある方)から見て 右が、中にアクセスできる扉で、Wストラップかつストラップ付きなので開け閉めがやり易くなっています。
では右側を開いてみましょう。
本体収納だけでなく、15ではマチのない面収納だった部分が、マチがある作りになっているので、ノートパソコンなどを収納し易くなっています。
15 ではギリギリだった iPad Pro 13 インチを入れてみましたが、かなり余裕です。
34cm x 20cm x マチ 5cm あるので、16インチのノーパソもいけますね。
本体収納部分も15 と比べると縦横が伸びていますので、大きく使えます。
ワイヤーは特徴の1つで自立もします。しかし、荷が少ない時につぷせないデメリットがありますので、ご注意ください。
背負い状態から左肩からショルダーハーネスをリリースして右側から前にもってくると、本体を横にして中身にアクセスできます。細かい荷物がある場合は、バックインバックで工夫をしましょう。
開いて扉側も収納になっています。
ほぼ底まで使えるジップポケットが1番上にあり、次に細いものや小さいものを収納できる 大ポケット1つと小ポケットが2つあります。さらに下には立体メッシュになって、入り口部分がゴム素材で、見た目より多く収納できかつ、崩れにくい仕様です。
反対側も扉があり、こちらは扉側でなく本体側に収納があり、特大ポケットと、立体メッシュポケットがあります。
また、ロゴ下のバンジーコートには、上着や薄めのウィンドブレーカーなどを挟めるようになっています。挟んでロープを引いて締め付けます。
またユニークなのが、トップにある収納です。
シングルジップですが、開くと 3cm くらいの深さがある半円の収納が現れます。
置いた時にアクセスしやすいので、着席時に利用するものを入れたり、めったに使わないけど、持っておきたいものを収納するのも良いでしょう。色々と工夫次第で勝手が上がるポケットですね。
15 の時は背負うと底部が腰より上に来ていましたが、
こちらは、腰あたりまでくるので、男子にも利用し易くなっています。
TIGHT シリーズを背負った時くらいの大きさ感覚です。
登山用にも使えると思いますので、背負うと重さが分散して楽です。