Xperia 1 が発表されて、思いのほか特徴的な製品を出してきたなという少しひいき目の感想を持ったので、すでに Clove uk などで発売されている Xperia 10 を試してみることにしました。
いつも利用している海外通販王手のExpansysを利用しました。
clove uk などで取り扱っているはシングルSIMの I3113 の欧州モデルで、Expansys などで取り扱っているは デュアルSIMの I4193 のアジアモデルになります。
まずXperia 10 のスペック
ディスプレイサイズ・・・6インチ
解像度・・・2520×1080(21:9)
CPU・・・Snapdragon 630 ちなみにplus はSnapdragon 636
RAM・・・3GB ちなみにdaul版と plusは4GB
ROM・・・64GB+microSDXC(512GBまで可能)
カメラ・・・13MP(f/2.0)+5MP(f/2.4) のデュアル
前面カメラ・・・8MP(f/2.0)
電池容量・・・2870mAh
サイズ・・・156x68x8.4mm ちなみにplusは 167x73x8.3mm
重さ・・・162g ちなみにplusは 180g
箱はすごく今までと比べて簡素です。ミドルレンジなので仕方ないですね。付属品は、充電器とTypeCのUSBケーブルとヘッドフォンです。充電器の出力は、5V-1500mlで PD対応ではない充電器です。重さですが、スペック値より少し重たかったです。
SIMはデュアルですが、SIM2はSDカードと排他のようです。残念。Xperia 1 だと独立だったような気がしますので、こちらもそうしてほしかったですね。日本語選択可能です。上部は、イヤフォン端子があります。
底部は、TYpeCの端子とスピーカーが配置されています。横向きでサイドを持った時塞がってしまう位置ですね。横部です。上から電源ボタン、指紋認証ボタン、ボリューム上下です。
指紋認証でもロック画面消灯状態から、ロック解除画面点灯まで持っていけるので、ほぼ電源ボタンを押す事がないです。
Zシリーズであったような 電源ボタン兼指紋認証にしなかったのは、Android Pieになって電源ボタンにスクリーンショットなどの機能が集約されたせいなのかもしれません。あとは特許関係かもしれませんね。SIMスロットはピンではなく手で開けれるタイプです。SIM1は蓋と合体していて、SIM2/SD の方は爪で引っ掛けて出すタイプです。
iPhone SEとの比較。横幅は似た感じです。つまるところ持ちやすいってことですね。Pixel3との比較。横幅はPixelのがあり、画面サイズはXpeia10のが1.5cmほど縦に長い感じです。
IMEはSwiftKeyが入ってます。PoBOXは入っていませんでした。セットアップでアプリの追加インストールの画面がありまして、少し親切だなと思いました。少しだけ強制的に入っているソフトがありますが、要らないソフトを強制されずに済んでいるのはとても良いと感じました。
デフォルトで入っているソフト群です。Googleのアプリがグループになっていますが、1ページに収まっていますね。Amazonプライムやfacebook、Netflix、Xperia Loungeはアンインストールできません。
ストレージの状況ですが、24%使用で、約15GB利用しています。システムも3GBほどなので、割と余裕があります。ミドルレンジのスマホでも64GBあるのは少し嬉しいですよね。
初期状態でのバージョンです。53.0.A.2.149 が入っていますが、すぐにアップデートが降りてきました。
320MB程度のアップデートで、53.0.A.4.74 です。セキュリティアップデートで、パッチの日付が2018/12/1から2019/2/1になります。
右手でもった感じだと、親指がちょうど指紋認証ボタンの位置に来ます。デフォルトのサイドセンスの位置も親指で押すことを想定した位置になっています。
左手でもった時の感じだと、人差し指が指紋認証ボタンの位置に来ます。サイドセンスの位置は左右に振れるので左手持ちの方も問題なさそうな気がします。
APNは割と代表的なものはデフォルトで入っています。
カメラのインターフェイスは今までのXperiaとさほど変わらない感じの印象。右下に直前に使った特殊モードのショートカットアイコンが出るのは親切です。
片手モードはホームボタンをダブルタップするとできますが、ホームボタンが本体のかなり底部に近い位置なので、押す時に落としそうになります。
サイドセンスに片手モードアイコンがあるのが救いです。
Xperia Loopsもあります。XZ2の時も好きなアニメーションでした。こういう小細工好きです。
サイドセンスバーの設定はかなり細かく設定できます。両方に出すこともできますし、長さや高さ、透明度などの設定ができます。
クイックパネルは標準的なものです。現時点では技適はありませんでした。
21.9の具合を確かめたくて、Netflixで映画を見てみました。16:9のものと同じシーンを並べてみたのですが、上下がカットされているけれど全画面表示になってくれます。
Netfixで12:9対応 のものを探す手段がありませんが、左右に黒帯が表示されるものもあったので、映画ものだとフルスクリーンにしてくれそうな感じです。
最後にカメラのぼけを試してみましたが・・・すごく使いづらいです。
あと少しノイズが目立つ感じがします。ミドルレンジのものでももう少し良い画質になるような気がします。pixel3や今までのXZ2などと比べるのは酷なのかもしれませんが・・・
総合的に21:9のアスペクト比は持ちやすさと画面の情報量の多さという利点がうまくマッチしています。その点から少しフラグシップモデルであるXperia 1 を触ってみたい気にはなりました。カメラは非常に心配要素です。