iPad Pro 11 インチ用 Logicool Combo Touch iK1176GRA レビュー その2 です。
その1 では、ベタ褒めしていましたが、今回は裏返って辛口レビューです。
3日ほど使ってみて合わなかったので、もう手元からはドナドナされてしまいました。
目次
apple 製以外で JIS盤面通りかな入力できる数少ないキーボード
iPad Pro 11 インチ用 Logicool Combo Touchは、apple 製品以外では唯一なのかな?と思うのですが JIS 盤面通りのかな入力ができるキーボードです。
iPad にはapple の頑な仕様により、JIS盤面キーボードを繋ぐと US で認識されます。
ローマ字入力者にとっては、さほど気にならないのですが、絶滅危惧種である かな入力者にとっては致命的です。
犠牲にされるキーの大きさは 0.7掛けの10mm
Logicool Combo Touch の12.9版ではそうではないのですが、11インチ版では、キーピッチの確保するため一部のキーが少し小さいです。
かな入力者としては、他のキーを0.5mm縮めれば、そのキー達を犠牲にしなくても良いので、等間隔なキーピッチとキーの大きさを確保してほしいものですが、そうなっていないキーボードがほとんどです。
犠牲にされるキーは 「へ」「ほ」「け」「む」「ろ」「濁点゛」「半濁点゜」達です。iPad Pro 11 インチ用 Logicool Combo Touch でもご多分もれず、普通のキーが15mmなのに対し、それらのキーは 0.7掛け位の 10mm ほどです。
慣れる人は慣れると思うサイズだが私はNGでした
割とこのキーの大きさでも今までというか過去からそうでしたので、慣れるかなと思ったのですが、濁点入力時に 隣の「せ」を入力するのが多かったです。割と濁点使うのですごいストレスです。
恐らく、デスクトップや今のiPadで使っている PC 用の Magic Keyboard のように等間隔のキーピッチに慣れすぎて、適応能力が下がっているのだと思います。
iPad 11インチの このキーボードだけしか入力機器がないのであれば、多くの人は慣れると思います。
私は3日間使ってみて ダメでした。
エンターキーも小さく小指が神経質になる
また犠牲になったキー達と共にその横に鎮座する我らのカチャターン エンターキーも小さめです。
通常は2倍くらいのキーの大きさなのですが、犠牲になったキーと同じか少し大きいかな位の大きさです。
追い討ちをかけた伸ばし棒(円マークキー)の変態配置
購入する前に事前情報で、円マークキーが変態配置なのは知っていたのですが、改めて入力テストしてみて、うう 流石に真逆にあるのは辛かったです。
通常は、みぎ上の「へ」と「BS」の間にある 円マークキー かな入力者にとっては、スーパーとかロジクール とか 「ー」のキーです。
やっぱり無理でした。といっても、無理に配置すると「BS」キーがさらに小さくなるのでそれもストレスでしょう。
ライバルである iPad 用 Magic Keybord は犠牲になるキーはあるもののJIS盤面通りの配置なので、やればできたと思います。
恐らく、全体的にキーポジションが狂っているような気がします。だから濁点の誤打もあったのかなぁと後で思いました。
総論 かな入力しづらいキーボード
iPad Pro 11 インチ用 Logicool Combo Touch iK1176GRA は やや変態JIS盤面で、かな入力視点としては65点くらいのキーボードでした。