簡単望遠コンデジを 10年ぶりに SONY DSC-WX500 から LUMIX DC-TZ99 に買い替えてみた 比較レビュー

簡単望遠コンデジを 10年ぶりに SONY DSC-WX500 から LUMIX DC-TZ99 に買い替えてみた 比較レビュー

2025-03-27
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近年のコンデジ市場

スマホが発売されて15年以上経ちまして、スマホのカメラは進化をし続けて、高性能なCPUとクラウドにも簡単に接続可能なことから、ソフトウェア的な補正もどんどん良くなり、コンパクトカメラ市場はニッチな市場に成り果ててしまった。
一眼のデジタル化も進み、カメラというと一眼の方を指すことが多くなったと思う。
コンデジの新機種は少なくなり続けて、Vlog カメラがヒットしたことで、コンデジの仕様はそちら寄り(手ぶれ補正強化、良いマイク搭載、ビデオカメラより大きなイメージセンサー)になってしまった。

私のコンデジ利用

スマホのカメラも光学的なズームが10倍位までできるようになり、高度なソフトウェア補正で100倍まで可能になったりとするのだが、価格レンジも高く、重さや厚さもでてしまうことから、ズーム目的でコンデジと棲み分けをして使っていました。

ソニーのDSC-WX350から DSC-WX500 を使っていました。
どちらも約30倍のズームが可能で、主にディズニーランドのパレードで遠くからキャラを追って撮ったり、桜などの少し花まで遠い時にズームを利用していたりした。なので年に数回の出番でした。

30倍ズーム機の供給不足

Vlog という市場を開拓したが、ズームはそれほど必要ないため、高倍率ズームを搭載したコンデジのリリース間隔は長くなり、在庫がなくなると半導体の価格高騰や円安も手伝って、受注生産のものが多くなってしまいました。
過去の機種の中古市場でもコンデジそのものが高い値段で取引されるようになっていました。
そこに2024年秋に Panasonic のLUMIX シリーズから TZ99 が発売されることが発表されたので、11月にディズニーランドにインパした後で、DSC-WX500 を売り、DC-TZ99 を予約しました。
(DSC-WX500 はほぼ購入金額で売れた・・・)

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フットプリントの差

LUMIX TZ99 の大きさは、112.0 × 67.8 × 43.1mm で、重さは 322g です。

DSC-WX500 は、101.6 x 58.1 x 35.5mm ですので、少し大きくなり、重さも236g からなので重くなりました。

でもズーム30倍でポケットサイズではあるので満足しています。
また両端にストラップホールがあるので、良いですね。(自分はハンドストラップだけの片方ですが、カメラショルダーするのも可能です。)

イメージセンサーは変わらず

どちらも 1/2.3型のCMOSセンサーであり、この手のコンデジでは定番のサイズ。
進化がないと言えば進化がない。
センサーサイズが小さいと光を集める能力が低いので、暗所には弱く、ソフトウェア的な処理もスマホに大きく劣る。暗所はスマホで撮ったほうが良いです。

30倍のズーム具合

いつものイクスピアリ
これが

これで

これくらい

さらにここまで光学ズームが可能

シーの外から火山に構えて
これが

これで

これくらい

さらにここまで光学ズームが可能

ズームに関しては、変わらず満足な出来です。
ただ ズームの具合が、何倍という表記でなく、素人にわかりづらいmm 表記。
何倍にしたいという欲求はないので、被写体を大きく撮れれば良いので、まぁ許容できます。(光学ズームとデジタルズームの境目はわかります)
また画角のステップズームもレンズ周りにあるコントロールリングで可能です。

また便利だったのがズームしている時に、被写体迷子になった時に、その時のズームを記憶して、広角寄りに戻してということが可能な点。

ピントはタッチで直感的に

オートフォーカスですが、任意にピント調節可能です。液晶部分がタッチパネルになっているので、ピント合わせたい部分をタッチしてフォーカスさせるだけ。

手前の花にピント

奥の方にピント

手前の花にピント

奥の花にピント

ズームを利用したぼけもそこそこ可能で、
DSC-WX500の時は ズーム時のピント調整が非常に難しかったのですが、本機は簡単にピントが合わせられした。
(オートフォーカス、時に指でピントフォーカス)

マクロ撮影もある程度は可能

最大ズームで最小距離が2m なので、起立しながら足元を撮影すると、ここまで寄れます。普通にマクロだと3cmまで寄れます。どっちが良いだろう・・・

超マクロは無理だけど、自分の影で被写体が暗くなったりもしないので、ズームも便利と感じた。
光学的なぼけも、ズームすることでこんな程度は可能

180度展開できる液晶モニター

液晶モニターのチルトは上のみですが、180度展開できるので、自撮りする時も利用できますし、地面スレスレの被写体を写したい時も便利。

下にはチルトしないので、ハイアングルで撮る時のサポートになりませんが、この価格帯でしたらチルトするだけで十分です。

連写がかなり早くなった

SONY DSC-WX500の時の最大の不満が連写時の遅さ。連写して後から良い部分を取り出すのが目的だけど、連写後のタイムラグが結構あってストレスでした。
本機は、パパパって撮って1秒くらいで処理して、すぐに次の撮影に行けるのでストレスがなくなりました。

DSC-WX500 の時は連写→内部処理の待ち→撮った写真の表示→次の撮影(たぶん設定でサムネイル表示は省略できると思うのですが、内部処理が5sほど待つ)

本機は、撮影していると右側にあるLEDが赤くなるのと、設定で押している間連写を続けることが可能なので、
連写したい時間押し続けて、1sほどラグがあって次に連写可能って感じです。

また「4Kフォトモード」という機能があり、4K動画が30fpsで撮影され、そこから800万画素程度の写真を切り取りできる機能があり、連写より幅の広い取り出しが可能でした。
ファイルとしては動画として扱われているので、PCなどに取り込んだ場合は、普通の動画なのですが、カメラ側で好きな画を取り出して保存できます。オートピンなどもあり、カメラがベストショットかな?って候補でピンを打ってくれて、それを確認、保存も可能ですし、
動画をコマ送り再生的な感じで動かして、感じの良いところで保存が可能です。
取り敢えず撮っておいて、あとでカメラ操作で静止画保存をすると良いと思います。

スマホ転送の場合は、静止画保存したものはドロップ可能でしたが、4Kフォトモードのものはスマホにはドロップできませんでした。

Type-C になったけど充電しながら撮影は不可

前機種のLUMIX DC-TZ95 が 2019年の発売なので、ギリギリ Type-C 時代ではなかったので micro-USB です。
本機は LUMIX DC-TZ95 のマイナーバージョンアップですが、充電およびデータ転送のインターフェイスは Type-C です。
モバイルバッテリーも使えますので、スマホの充電とケーブルが共通化できるのは良いですね。

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ただコネクタガード部分が、すごく千切れそうな感じの処理の仕方で、数年後にはちぎれるかもしれない。一体成形のようで、リリースするとすぐ戻る。

ただし、充電しながらの撮影は不可でした。
Type-C に電源を接続すると 電源をオフにしてください と警告ができます。少し残念。

付属ACアダプター(アダプタ側は USB-A)使用時でフル充電までに 約190分かかるので、急速充電などの機能はなさそうです。

バッテリーパックの型番は DMW-BLG10 でした。

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他いくつか撮ってみて

並べてみます。

暗所や逆光は、スマホと比べると弱い感じでした。
マニュアルは使わないので、フルオートですが、時々そのオートが゛甘い写真が撮れた時がありました。

総評

さすがに10年前の SONY DSC-WX500 よりかは進化していました。
ズーム目的ではありますが、連写が早くなったのと、遠い被写体にも割とオートフォーカスしやすく、タッチパネルでピントを合わしたり、ピントロックしたりできますし、こういうことが可能だろうってところは概ね操作でき、操作の動線も タッチパネルと物理ボタンとでうまく分けている感触。
ずっとソニーのを触ってきて、初のLUMIXでしたが、すぐ慣れました。

まだまだ細かい設定や機能があるかもなので、もう少し使った時に長期利用レビューをしようと思います。

スマホには敵わない所が大きいが、光学ズーム30倍をワンサイズで用意できるところに魅力がある比較的安いコンデジという立ち位置ですね。

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