Qua Tab 02 HWT31 を家用10インチタブレットとして導入する

Qua Tab 02 HWT31 を家用10インチタブレットとして導入する

2021-12-03
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Xperia Z4 tablet を購入して思ったよりも軽くコンパクトだったため移動用に持ち運ぶようになり、妻が利用するための家の端末として、ASUS ZenPad S 8.0 を導入した。

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しかし、当初の目的であるイラスト描き用にはなかなか利用されず、スタイラスの電池が自然消耗するくらい使ってあげられていなかった。また、Intel Atom を採用しているせいで、ベンチマークはそこそこなのだが、アプリケーションの相性が悪いのか、torne mobile (トルネモバイル。nasneを利用できるDTCP-IPクライアント)がすごく重くHD解像度の視聴が困難だったのと、家で利用するには8インチタブレットは画面の大きさが物足りないという結論に至ってしまった。

そこで色々探っていたところ、もう飽和状態のタブレット市場でしばらく新製品はなさそうなので、冬モデルまで視野を広げてみていたら Qua Tab 02 HWT31 が見つかった。

6月にWi-Fi版として発売される HUAWEI製 MediaPad T2 10.0 Pro と中身が同じで、auのばらまき施策によって非常に買いやすい価格帯(15000円で新古品を入手)になっていたので、Qua Tab 02 HWT31 を入手することになりました。

筐体はプラスティックであるが、安っぽい感じもないし、なにより10インチで解像度もWUXGA(1,920×1,200 )もあるので入手した価格では十分すぎる性能だった。

CPUもQualcomm製のSnapdragon 615を採用していて、アプリケーションの相性も良く、性能もゲームをしなければ十分です。(Antutu で3万点くらいなので、数年前のハイスペック程度の早さ)

早速最大の目的であるtorne mobile をインストール。
HD解像度の録画データを視聴したところ、全くカクつくことなく綺麗に表示可能でした。

数分動作させてみたけれど、筐体がほんのり熱くはなるものの、安定していて視聴できたので大満足。
Zenpad 時はnasneがなかなか見つからなかったのに、接続の相性も良くすぐ見つかる点も好印象。
Google検索では、このタブレットで、torne mobile を利用しているレビューが見あたらなかったので、お試しでの導入であったが、うまく動作して良かった。3万円したZenpadよりも動きがいいのも気に入った。

次に電子書籍。SONY ReaderStoreを利用しているのだが、問題なく表示可能。
液晶は、少し縦に長いので、書籍コンテンツは上下に余白ができるのだが、気にならないレベル。高解像も手伝って本体を横にして見開きページ利用でも、十分に認識できる文字の大きさでした。ただし、トラブルはありました。タブレットのストレージの設定にデフォルトの保存先という設定があり、

内蔵メモリーカードとSDカードを選択できるのだが、後者にすると、SDカードに保存した書籍が閲覧できない症状に見舞われた。書籍画像と書籍タイトルが合致しなくなるなど、書籍のデータベースもおかしくなったようだった。

設定を初期の前者(内蔵メモリーをデフォルトの保存先にする)にもどして、コンテンツを再ダウンロードしたところ症状が収まった。

他、このタブレットの特徴をば。
ファーウェイ・テクノロジーズ製の製品を使うのが初めてだが、カスタマイズは入っているものの、ASUS製の Zenpadと比べるとはるかに素に近いAndroidといった印象。

ASUSのように無駄なアプリもどっさり入っていることもない。(au製のためキャリアアプリは多いが、結構無効にできる)

ステータスバーを下にスワイプすると、通知領域とショートカット(ステータストリガーアイコンランチャー)が利用できる。ショートカットはXperiaのように編集はできないものの、おおかた利用するものは設置されているので問題ない。

Androidのバージョンは、5.1.1 のため不具合も少なく安定していると思われる。
発売時期(2016/2)からすると6.0マシュマロでも良いのだが、まぁこのバージョンでそれほど大きな不具合はない。
そして、auからの発売から考えると、恐らくこれが最終バージョンになると思われる。

あと、ホームや戻るボタンなどのナビゲーションバーをいじれるのも珍しい。ランチャーはauホームランチャーを採用しているが、iOSのような具合で、ホームとランチャー画面が融合している。(ランチャー呼び出しボタンがなくホームに全アプリが格納されている)
表示させたくない場合は、アプリを非表示にできるのと、グループとしてフォルダ格納できるので、そのまま利用している。
アプリの縦横の表示数も調整可能。自分は標準の初期状態で利用している。

Bluetoothキーボードを接続してみたが、かな入力が使えるようにキーボードレイアウトは変更できた。

バックアップ復元のために helium を利用しようとしたが、USBをPTPモードで接続ができなかったため、利用できず。
(充電とMTPモードのみ)

内蔵メモリーのストレージ領域が16GBしかないため注意が必要。
所有している電子書籍をすべてメモリーカードにはいれることはできなかった。
幸い、SDカードは、microSDXCに対応しているので、128GBまで利用可能。

自分はWi-Fi利用のため利用しないが、SIMスロットも搭載しているので、半年後にはSIMロック解除を行い、ドコモやmineoなどで利用ができると思われる。
同スペックでWi-FiのみのMediaPad T2 10.0 Proが2万以上していることを考えると、なんともお買い得感満載である。

残念ながら防水でない。

大きさは、約259 × 156 × 8.6mm で平均的な大きさ。若干縦に長い。
ベゼルの幅も標準的で、値段の割には細い位だ。

重さは、さすがに10インチタブレットだけあり486gと約500グラムで、片手では少し難しい。
しかし家で利用する時は、両手や膝置きスタイルになるので、問題がない。

あと、スピーカーにも力を入れているようなので、両側面にスピーカーを搭載していて、なかなか良い音づくりらしい。

メモリも2ギガ積んでいるので、大きく不自由はない。
しかし、常駐ソフトがスリープ状態時にキルされる独自仕様のため、常駐系のソフトを利用している人は注意が必要のようだ。今のところ自分は、大きく使用が損なわれる感じではない。

色々と見てきたが不自由が今のところ見あたらないし、そこそこ安定もしていて、
しかもお買い得というこのタブレット。オススメである。

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au Qua tab 02 アップデート タスクキルが管理できるように

au から発売された10インチタブレットQua tab 02 HWT31SW がまさかの製品アップデートがありました。
http://www.au.kddi.com/information/notice_mobile/update/update-20160906-01/
叩き売りされれているタブレットでもありますし、キャリアがauなので、初期状態から放置だと思っていたので、驚きです。

設定>タブレット情報>システム更新 でアップデート可能です。新しいビルドのバージョンが表示されると思いますので、タップします。容量は約100MBです。ダウンロードはWi-Fiでもモバイル回線でもダウンロード可能です。空き容量は500MB必要と注意書きがありました。ダウンロードとインストールをタップすると、ダウンロードが開始されます。Wi-Fiだと1分位でした。100%になるとインストールボタンが現れるのでタップします。確認ダイアログが出てくるので、インストールをタップします。

再起動が開始され、システムアップデートが開始されますが、20分くらいかかりました。
システムの最適化が終われば完了です。
端末管理というアプリが追加されます。

ビルド番号は FDR-A04LC001B021 になります。

このQua tab 02 の欠点が、電池保ちをよくするために、スリープするとアプリをキルして停止してしまう機能が無効化できない点でした。
中身がほぼ同じと言われている Huawei 製の MediaPad T2 10.0 Pro は、このタスクキル機能を無効にできるので、このアップデートは所有者にとっては待ちわびた機能でもあります。

端末管理を機動すると、右にメニューパネルが表示されますが、「省電力」を選ぶと、パフォーマンスとスマートで選べますが、私は早速パフォーマンスに設定しました。

スマートのままだと動きがもっさりするらしいという噂もあります。
今のところパフォーマンスを選んで使っていますが、使い勝手はアップデート前と変わらなく、若干タッチパネルの反応が良くなったように感じます。
保護されたアプリを選ぶと、タスクキルされないようにアプリを選択できます。

右上の歯車マークからすべてを許可でいいと思います。
すべてを許可するにしないと、うまく制御されないという書き込みも2chにありました。

端末管理のほかのメニューでは、端末アクセラレーターは、今のメモリ消費を確認して、いらないアプリをキルすることができます。
ストレージクリーナーでは、本体とSDカードの空き容量や各種データの消費量が分かるだけでなく、無駄なシステムキャッシュをスキャンできて、空き容量を確保することができます。

トラフィックマネージャーでは、データ通信の消費容量を確認できますし、アプリ毎にWi-Fiおよびモバイルデータの通信を許可非許可を制御できます。通知センターでは、通知の管理が可能です。これは前のバージョンからできていた機能です。
ドロップゾーンは、通知領域に表示させるのアプリの許可非許可ができるようです。
アプリのロックは任意のアプリについて、起動時パスワードを設定できる機能のようです。
ロックされている状態でアプリを起動する場合、パスワードを入力する必要があります。
子供にタブレットを渡して使わせるときなんかに便利に使えそうです。
割り込み制限は特定の機能や時間、連絡先など、優先度の高い通知について通知音
を鳴動させるかどうかを設定する機能で、前からあったような気がします。