Logicool Combo Touch iK1176GRA をレビューしてきましたが、
基本的なところはほめていたのですが、かな入力視点では頂けなかったので最終的に65点くらいかなぁという評価になりました。
基本的なところでの評価は、iPad 用の Magic Keyboard との比較でしたが、Logicool Combo Touch を手放した関係で、iPad 用の Magic Keyboard もレビューしたいと思います。
iPad 用の Magic Keyboard も11 インチ用のものは、同様に一部のキーが狭くなっています。
「ほ」「へ」「け」「む」「゛濁点」「゜半濁点」が通常のキーの0.6倍くらいになっています。
Logicool Combo Touchとは異なり、伸ばし棒の位置はちゃんと「へ」の横に配置されています。
全体的なキーポジションはLogicool Combo Touchよりもフルキーボードに近づくようにする努力は感じられます。犠牲になっているキーとしては、シフトキーあたりが犠牲になっています。
そのため、かな入力視点では「っ」などを入力するときなどに誤打(「つ」の隣の「さ」を入力してしまう)が多かったです。窮屈な感じがしました。(自分の癖なのか「っ」を入力する時には、左手で全て済まそうとするので、右のシフトキーを使っている方は それほど窮屈には感じないと思います)
Logicool Combo Touchの時に 犠牲になって幅が小さくなったキーについては、誤打はなぜか少なかったです。Logicool Combo Touchでは3日使っても慣れなかったのですが、なんとか慣れそうです。なんてだろう。キーポジションの崩れがそんなにないからかもしれません。
またLogicool Combo Touchの時と比べてトラックパッドも狭いのが逆に幸いしたのか、スクロールするための二本指タッチの時に、親指や薬指が触れることが少ない感じがします。広いのが正義と思っていましたが、これはこれで十分な大きさをアップルが追求した結果なのかもしれません。
Logicool Combo Touchの利点のひとつに、キーボードが分離できる利点がありますが、iPad をパソコンのように使うと決めて持ち歩く時とそうでない時は、カバーを変えるというやり方で対応も可能かなと思います。
いつもは通常のSmart Folio を使い、キーボード使いたいなぁって時に、さっと切り替え(剥がすのが簡単)れる点を評価してもいいかも。
側面のガードは犠牲になっているので、荒く扱う人は、Logicool Combo Touchが良いとは思います。
あとLogicool Combo Touch と Magic Keyboard を比べるとしたら、Logicool Combo Touchはキックボード型です。広い可動域をもっている点をメリットと感じるか、その分広い場所が必要で腿乗せ(電車でパソコン開いている人は滅びろと感じてる人ですが)ができない点をデメリットに感じるかは利用シーンによるので、ユーザ毎に異なります。
結局 Logicool Combo Touch と比べてどうなのよという所がブレブレの感想で申し訳ないですが、ターゲットとしている層が違うのでしょう。Logicool Combo Touchの良さもあり、悪さもありって感じです。
そして、もうひとつの視点、かな入力という視点においては、Magic Keyboard の方が優れているといえるでしょう。今回の記事は、入力のテストも兼ねて、Magic Keyboard で入力していますが、割と誤打少なく入力できました。
最後にひとつ、11インチのiPad より重いキーボードなので、トラックパッドに執着しないなら、PC用のMagic Keyboard を持ち歩いた方が幸せかも。スタイルとしてのかっこよさは認めます。実際 使っている人を見かけなかったら手にしなかったキーボードです。