2025年 あけましておめでとうです。
昔は半年毎に端末を購入していたのに、すっかり実験的な領域から離れて コモディディ化したスマホ市場、iPad が主に切り開いたタブレット市場も もう15年・・・。すっかり、ガジェット購入機会が減っておりましたが、新たな刺激をくれた 2024年購入の製品の紹介をしたいと思います。
目次
第3位 Galaxy S24 (+ PITAKA ケース)
Galaxy note が出始めの時に触って以来なので 自分にとっては 10年以上ぶりの Samsung 端末。
Xperia を追い続け、他に負け始め尖った製品が出せなくなって、Google Pixel に浮気、Xperia 5 iii で復帰したものの、息が続かず、サポートは2年未満のことから、初Galaxyに触れることに。
巷の生成AIブームに乗り、Galaxyも S24 からそこを推しています。
翻訳の部分など使ってみたい機能なのだが、せいぜい消しゴムと囲って検索くらいしか使っていないです。がしかし、全体的な作りが丁寧で完成された感じがしました。
画面下の埋め込みの 超音波指紋認証も 完成度が高い(指4本だけなのは 少し増やしてほしい。)
One UI は癖がとてつもなく強いですが、慣れるとそうでもなくなる。設定の検索が優秀なのかな?
ホームもそこそこ使い勝手が良かったが、Nova 使いなので、置き換えた。
Galaxy文化も成熟しているので、情報も多く、Galaxy Store からのカスタマイズ用アプリもS24 から日本に開放されていたため、すごく便利に。
カメラはデフォルトではシャッター音あるものの、ADBコマンドで無音化可能。
(無音化せずともデフォルト音はかなり控えめ。自主的なシャッター音あり対応がそろそろなくなりそうな気配はする)
カメラ望遠部分は 5iii のが良いと感じるが、このサイズでは削られる望遠も光学3倍も搭載して、ナイトモード含めてカメラのバランスも良かった。
Qi2(MagSafe の統一規格化)には未対応のものの、PITAKA 製ケースで、ほぼ Qi2 になりますし、このケースがとても薄く軽く丈夫。S24 のお供にオススメ。
第2位と第1位 iPad Pro 13インチ + Magic Keyboard for iPad 13インチ
もともと iPad は mini6 と 11インチ使いだっため、少ししか軽くならず、待望の1kg 切りになるかと期待したもののならなかったので、春のiPad はapple初売りセールの対象になることから待つつもりでした。が、しかし、タンデムOLED採用により、100g以上の軽量化で最も大きいサイズでありながら最も軽く&薄い iPad Pro 爆誕の衝撃 と 刷新された Magic Keyboard との組み合わせで、ついに1.2kg 台 になったことで みごとに気絶。
そういえば 去年の記事を見まわしたところ、この気絶のことは前振りしているものの、純粋にレビューも兼ねて・・・。
M4 の初採用
順当にいけば、M2のiPad Pro の次は M3 採用と予想されていた。
しかし、発表では、Mac Book などより先に M4 の採用。
M2でも一般ユーザはお腹いっぱいな性能なのに、その約1.5倍の性能。GPUに至っては 4倍(鼻血)。
今年秋か来年になるだろう 後継機で更なる軽量化になった場合は考えるが、5年は M4で良くね?と思えてしまう。
また後述するタンデムOLED の複雑なコントロールのために M4 が採用されたとも言える。
まだ自分は驚く体験をしていないものの、apple intelligence も M4 なら軽々こなして行けるだろう。
タンデムOLED
iPad Pro はなかなか液晶から脱却できなかった。より良いユーザ体験を重視する apple らしい選択とも言える。
OLED(有機EL)は、色の鮮やかさなど利点が多いが、輝度が稼げない、焼き付けという欠点があった。
apple は これを 2枚のパネルで、輝度を稼ぎ、焼き付け確率を下げ寿命も延ばした。
2枚のパネルをコントロールしてこれらの効率性を上げるが、そのコントロールに M4 内臓の専用コントローラが一役買っている。1TB 2TB のヘビーユーザ向けのモデルでは、反射低減の Nano-texture ガラスも選択でき、漆黒の黒が鮮やかに再現される。
またOLEDの採用はバックライトの機構が必要ないので、薄くもでき軽くもできる。
13インチにサイズアップしながら、最も薄く、最も軽い iPad Pro が爆誕したわけである。
軽くて薄い 脅威の本体500g台
OLED の採用で、従来機のミニLEDを採用していた従来機より 100g 以上軽くなった。
従来機の第6世代は 684g 、M1搭載の最軽量だった第3世代で 633g なのだが、12.9インチは重いので家向けという常識を覆す ついに 600g の壁を超えて、582g です。
apple pencil Pro の登場
M2 iPad Pro では 第2世代のペンシルで ホバー機能が使えた。
M4版ではさらに、掴みのインターフェイスの追加(スクイーズ機能)で、ペンシル自体が刷新された。
握り力が自分は強いので、このスクイーズ機能をうまく使えてないのだが、ジャイロスコープの搭載で回転も感知するバレルロール もあり、クリエイターさん向けの順当なアップデートである。
Magic Keyboard も刷新
iPad Pro は 初代から、apple pencil 2 の採用になってFaceID搭載の第3世代で大きく進化したものの、第6世代までマイナーアップデートだった。
そのため、その組み合わせの相手である Magic Keyboard for iPad Pro も変化がなかった。
本体が大きく刷新されたのに追従して刷新されている。もう別物である。
Fnキー列の初採用
従来モデルはキーの列が5列だったが、その上にFnキー列が追加され、6列になった。
Macbook シリーズと差がなくなり、ESCキーも左上にある。
輝度ボタン、マルチタスクボタン、検索ボタン、メディア操作ボタン、音量ボタン、ロックボタンなどあると便利なキーが独立した。
トラックパッドも大きくなった
従来機のトラックパッドのサイズは、98mm x 52mm だったのが、112mm x 68mm となった。
11インチのものより、その差はかなりものだ
パームレストも大きくなった
トラックパッドが大きくなったので、当然パームレスト部分も大きくなった・
従来機は長さが 60mm から 76mm になりました。
キーボード単体660g の衝撃
660gしかないんです。
iPad本体が軽くなったので、本体より重いのは変わらないものの、660gって・・・旧11インチのは 618g位なので、大きいのに軽い。
アルミニウムが使わている
パームレスト部分がポリウレタン製からアルミニウムに変更された。ひんやりしていて、汚れに強い。
ヒンジ部分もアルミになり見た目的にも丈夫になり、軽さにも貢献していると言える。
外側は従来と変わらないため、汚れなどが気になる人は、スキンシールがおすすめ。
従来品やAir6thには使えない
本体が13インチになって、フットプリントも少し違う。
また、磁石の位置が大きく変わったため、M4本体 に従来機のK/B は使えない(手で押さえれば使える)し、M4のK/B は例えば iPad Air 第6世代 などに使えない。
完全に M4 iPad Pro 専用品である。価格は円安のため、値上げされた。
組み合わせで1.26kg モバイル許容できる軽さに
本体とMagic Keyboard と apple Pencil Pro の組み合わせで、約1.26kg で 従来機より 約150g ほど軽くなった。iPad mini6 と 11インチ Pro をモバイルとして選択していたが、この画面の大きさでも モバイルできるようになった。
ショルダーバックに入り、最小限のモバイル環境が実現できる iPad mini と 大画面でキーボードのキーピッチも変わらない(かな入力なので、右側のキーの幅が小さいのはやや難でした) iPad Pro 13インチ。
しばらく この組み合わせで、イラスト描きと物理キーボードによる記事執筆 を続ける予定。
apple 初売りでの予想
iPad で最大 15000円とあるので、M4の iPad Pro は最大だと思います。
周辺機器でも最大6000円とあるので、Magic Keyboard for iPad Pro M4 は最大の可能性があります。
2024/1/2 修正 Magic Keyboard は4000円でした。(6000円は apple pencil 第2世代でした)
apple pencil Pro は従来の還元率を読む限り、4000円くらいでしょうか。
13インチの iPad Pro の最低価格(256GB Wi-Fi)が 228800円なので、還元を最大限使えば 20万近くになり、周辺機器も含めても 実質30万以下になりそう。
ただし、自分としてはWi-Fi + Cellularモデルをお勧めします。(eSIMオンリーなのは注意。自分は ワイモバイルのシェアプランが 物理SIM なので、楽天モバイルのSIMを追加した)
以上、半分以上使って、iPad 13インチ と Magic K/B のセットレビューも兼ねての 2024 年のマイベストバイ でした