Google One （ぐーぐるわん）は、Googleのクラウドストレージサービスです。
Apple の iCloud+ に相当します。
2年前までは、Googleフォトは、Googleが指定する解像度の上限（超える解像度は、そのサイズに縮小される）であれば無制限でしたが、2021年の6月からGoogleフォトの容量に上限が設けられました。
それでも15GB というと（写真撮影の頻度がそれぞれではありますが）数年間は維持できる容量かと思います。
15GB 以上拡張したい人用に、Googleはいくつかのプランを設けてサブスクリプション型サービスを展開してくれました。
100 GB から利用可能で、料金と保存容量は以下の通りてす。
100GB 月額 250円 、年額 2,500円
200GB 月額 380円 、年額 3,800円
2TB 月額1,300円、年額 13,000円
ここまでは年額にすると2ヶ月分安く済みます
これ以上は月額プランのみです
10TB 月額 6,500円
20TB 月額 13,000円
30TB 月額 19,500円
、、、です。
AppleのiPhoneまでとは行きませんが、GoogleのAndroid 端末のバックアップも Google One で可能です。（でも だいたいが写真や動画をバックアップすれば あとはアプリの同期だけなので、ほぼ iPhoneのiCloud バックアップと遜色ないでしょう）
ちなみに、iCloud+ の料金と保存容量は以下の通りです。
50 GB 月額 130円
200 GB 月額 400円
2 TB 月額 1,300円
、、、で、年払いはありません。容量単価はほぼ同じてすね。
Google One には クラウドストレージというだけでなく 特典かあります。そこが私にとってすごく魅力的なので紹介します。
上位プランには Googleが用意する VPN などがありますが、最低金額のプランから提供されるフォトツールが素晴らしい出来です。
私は 長年の ソニー Xperia の信者でした。
よく香港や欧州の日本にも配送してくれる通販サイトから Xperia を輸入しては、楽しんでいました。
しかし、Xperia の進化が他のスマホメーカーよりも見劣りする時期がやってきたのと、メシマズ写真とホワイトフィルターのかかったような写真、流行りだした時のポートレートモード（ソフト的なボケ追加機能）の出来の悪さなど、様々な理由から Xperia を卒業し Google Pixel に乗り換えました。
Google Pixel の機械学習などによるソフトチューニングは凄く、Pixel3 からのポートレートモードとナイトモードは完成度が高く、それはシリーズを追うごとに進化して、他のメーカーも切磋琢磨して追いかけられる存在でした。
ふとしたことから（ちょっとPixel 重くなり過ぎでない？、android11 からカメラシャッター音の無音化ツールの穴が塞がれたチキショーという所から魔がさし）、 ソニー の Xperia 5 iii を去年手に取ってしまいました。
ソニーストアなどから手に入る SIMフリーモデルはキャリア版よりも半年以上発売が遅いものの、キャリアバンド縛りもなく、悪しき慣例 カメラシャッター音も設定で無音化できるという点はメリットで、
Xperia1、5、10 のシリーズ体系になった頃から ソニーグループの総力がスマホに注がれるようになりました。
約1年経っても手放してないのですが、Xperia 5 iii はとても良いコンパクトハイミドルなスマホです。
おっと、Google One の特典である フォトツールに話を戻します。
Xperia5iii には弱点がありました まだまだ洗練されてないポートレートモードとナイトモードです。
ナイトモードは、Google One の特典では得られないので、暗闇の写真はiPhoneに任せています。
前者のポートレートモードは、Google One の特典で Pixel 専用のフォトツールとしてGoogleフォト内で使えるようになってます。
まずはこのポートレートモード、あとからボケモードですが、Googleの機械学習の積み上げにより
こんな写真が
こんなに
あんな写真が
あんなに
そんでこれも
こんなに
スタバでもこれが
これになり大活躍。
たまに深度調整に失敗しますが、奥行き感なども調整でき、私にはなくてはならないモードです。
これで Xperia5iii が最強になるぅと興奮するほどでした。（言い杉w）
ぼけ以外にも、前からダイナミック（いわゆるHDR化で 全体を明るくして、各色の彩度を調整してくれるモード）や
本当のポートレート（人を識別してピックアップし、背景をぼかしてくれるモード）や
カラーフォーカスまたはカラーポップ（この２つの違いが分からないのですが、主に人物の色だけを残してそれ以外の背景をモノクロにするモード）があります。
カラーフォーカスすると、この写真が
このように（印刷であるトム・ハンクスの写真でも人間とAIが判断し、首元から下も胴体としてしっかりピックアップ、猫はオマケですw）
そして、さらに先月 2023/2 の末から開放されたのが 消しゴムマジックです。
フォトショなどがCMなどで披露している、映り込んだ無駄なものをきれいに取り除く機能と同じです。
早速使ってみました。
大きな人物は、やはり難しいようです。
しかし、小さい人物なら、この写真が
このように
あの写真も
あんなに
、、、とまあ、拡大すると少し違和感があるものの
遠目には見事に消してくれます。
消す対象は、最初ツールからこれいらないものですよねと抽出してくれますし、
指を使って対象を囲めば消えます。また消しゴムマジックには、消しゴム機能と、周りの色と馴染むように色調を変更するカモフラージュ機能もあります。
Google One のストレージは 増えたことで 高解像度のまま保存してもあと5年は保ちそうですし、自分にとってお気に入りとなった Xperia に、Pixel で体験した感動をプラスしてくれる 素晴らしいサービスです。
月々わすがな課金で得られる特典をぜひ皆さんも体験してみてください！
以上、Google One の特典で Pixel 専用のフォトツールを使って Xperia 5 iii を最強にする（言い杉w）レビューでしたー
